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神なるオオカミ・上の商品レビュー 内モンゴル・オロン草原での壮大なドラマ
上巻は20章で構成されていて、ほとんどが独立したエピソードのなっている。手に汗握る話やほっと心和む話が散りばめてあって500ページの大冊だが途中で飽きることがない。 オオカミをめぐる戦いとロマン
上下2巻の1000ページの大作は読み応えがあった。中国の歴史上の民族闘争。遊牧民族の興亡。著者はその狼性が広大な中国の統治を実現させ、農耕民族の羊性が衰亡を招いたと指摘する。現中国の体制批判とみる向きもあるが、「自由と独立が私の命だ」という著者の真髄はオオカミ・トーテムに語られている。オオカミとの闘いの様子は迫力満点であり、自ら育てる子オオカミへの愛情とロマンは感動を呼ぶ。狼性の深い洞察は見事というほかはない。オオカミをはじめ多くの動物が登場する。犬、牛、羊。野生の黄羊、タルバガン、野ネズミなど。草原で繰り広げられる生きものたちの生態が丁寧に描かれているのも興味深い。地球温暖化が進む中で、人間が他の生物と共存して生きてゆくことを改めて考えさせられる。 神なるオオカミ
息をのむ面白さ、驚きの連続、そして寂寞感。こんなタイプの小説は初めて読んだ。中国の失われてしまった草原の民とオオカミの話。たまに日本でニュースになる中国から飛んでくる「黄砂」のもとは、じつは広大で雄大な中国の草原だった、、その事実を知っただけでも、頭を殴られるほどの衝撃を受けた。歴史の知識がなくても、充分楽しめるし、また「自然との共生」や「環境破壊」が叫ばれて久しい今の時代に投げかける問題も多く示唆されていると思う。あまりにスケールの大きな小説なだけに、感想をうまくいえないのが悔しいのですが、ぜひ多くの人に読んでもらって、またその感想を聞いてみたいと思う本。 「神なるオオカミ」は最高におもしろい!
別に中国やモンゴルのことにはすごく興味をもっているわけでもなく、タイトルや紅白という装丁にひかれて、年末だし、訳者のひとりの唐亜明さんの著書「ビートルズを知らなかった紅衛兵」が好きだったし、フンパツして上下をまとめて買ってしまいました。読み出すと、これはこれは意外と驚きの連続です。おもしろいというより感激しながら読んでいます。われわれ日本人にはどうしても現代中国の文学になじまない傾向がありますが、この本のおもしろさは想像を超えました。さすがに30年間をかけて命で書いた本ですね。これほどおもしろい本に生涯に何度出会えるかという感想です。ほんとうに買ってよかったと思っています。お正月の楽しみが増えました。 天(タンゴル)と草原のあいだ
1960年代、文化大革命のさなか、知識青年としてモンゴルのオロン草原に下放された青年の物語。著者の自伝的小説である。オロン草原で羊飼いをすることになったチェンジェン。壮大な草原の中で遊牧生活を送るなかで、人と家畜、捕食者であるオオカミがどのように影響しあって互いを支えてきたかが明らかになっていく。オオカミに魅せられたチェンジェンは巣穴から子オオカミを盗み、古老の反対を押し切って飼うことに・・。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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