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テレビで知ってこの本を読みました。 サヴァン症候群でありアスペルガー症候群でもある、 ご本人の自叙伝です。 共感覚については、学術的な説明ではありませんが具体的な説明がされています。 数字の1は明るく輝く白で6は黒い点、8、9は暗い色なので189というひとつながりの数字は 他の数字より美しく感じられるなどです。 本全体を通しては、著者のいままでの人生が語られています。 困難にめげず生きていくことに挑戦していく彼の姿に勇気づけられます。 特にレインマンのモデルとなったサヴァン症候群のキム・ピークに会って、心が通いあう場面 は心打たれます。
本書の内容についてはもうみなさん書いてらっしゃるので言うことナシです。 で、NHKでオンエアされたドキュメンタリーのDVD「ブレインマン」が8月に出るそうです! しかも放送時間の都合でカットされていた5分間分も復活だそうで、その中に、本の中のハイライトでもある、ラスベガスでブラックジャックをやるシーンも入ってるのだとか。見たいよ〜!
サヴァン症候群といわれる、 人と違う能力を持った人の手記である。 数字の理解の仕方が人と違う。 世界の仕組み。その捕らえ方の違いによる摩擦。 誰にとってもすみやすい世界は理想であるが、 それぞれの理想が違うのもまた叱りであろう。 本書を読むと、 一人一人の世界が違うことを強く意識させられる。 そういう一人一人の世界を大切にすることも、 また重要なのかもしれない。
ドキュメンター「ブレインマン」を観たのは2年ほど前。 円周率を2万桁暗唱したり、 2週間でアイスランド語を習得したりと すごい天才ぶりを発揮していたダニエル・タメットの自伝。 ほんとうに自分のことを率直に語っていて、 (たとえば、ゲイであることの告白とか) テレビでは、天才のすごさばかりを感じていたが、 実際の生活では こんなにも内面に苦悩を秘めて成長してきたということが この本を読んで分かった。 誰もが分かることが理解できない苦しみを 両親や周りの献身、そして自分自身によって 乗り越えられると彼自身の人生で証明したことに感動する。 彼は大きな障害を抱えていたが、 大なり小なり誰もがさまざまな障害を抱えており、 それが克服できるのだということに勇気づけられる。
本書は、サヴァン症候群の著者が、自らの半生を綴ったノンフィクションです。 通常、この病気の人は自らを客観視し、人に伝えると言う作業が困難で、それ故、彼らの内的世界でどのような事が起こっているのかを、外部の人間が理解出来なかったのですが、著者のダニエルは、普通の人とほとんど同じ(むしろ内的世界の描き方はより純粋な)レベルで、彼のこころの内側を詳述しています。 このような記録が残された事自身、奇跡のようなもので、本書中でカリフォルニア脳認知センターのシャイと言う研究者は、「きみは科学者にとって、一生に一度あるかないかのチャンスなんだ」と言ってますが、まさにその通りです。 ワクワクするような知的好奇心と、ハラハラするようなストーリーと言う期待をここまで満たしてくれる本はあまりありません。