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真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝の商品レビュー 人生の中にあらわれた神の摂理を描く
海軍の航空隊総隊長として真珠湾攻撃を指揮した淵田美津雄中佐(当時)は、その後南雲機動部隊の南方作戦に従事したのち、ミッドウェー海戦で重傷を負い、本土に戻って航空隊の教官となった(本書では、教官になったが教える学生が戦争に行ってしまって誰もいなかったと書き記している)。2年後、連合艦隊航空主席参謀となり大佐に昇格、捷一号作戦(レイテ沖海戦)の作戦起案などに携わった。終戦後はキリスト教に回心し、伝道師として何度も渡米し、多くの人にキリストの福音を伝える働きをし、73歳でその生涯を閉じた。 「どんな世の中になっても、争いはなにも生み出さない。話し合いや触れ合いこそが大切だ。」ということを本書の行間から教えられた。
本書は表題の通り、真珠湾攻撃を航空総隊長として指揮をして成功させ、広島原爆の調査団として落とされた翌日に現地に入り、降伏調印式に出席したというまさに太平洋戦争の節目にすべて関わりを持ち、戦後はなんとキリスト教に改宗して、アメリカを布教に回ったという人物の自叙伝である。 軍人として、のみではなく淵田さん個人の意見が読める
前線で戦った上級指揮官の手記は初めて読んだ。最前線で戦う"兵士"としての視点のみではなく、大本営の戦略策定に携わる立場にあった"指揮官"としての視点からの各記述には、これまでの戦記とは一線を画すものがある。戦記ものを多く読んできた方にも、新たな視点からの興味を呼び起こさせながら読めると思います。 太平洋戦争を肌で感じることができる一冊
読み終えてまず感じるのは、戦争の臨場感をとても鮮明に感じ取ることができたということ。臨場感といっても、派手な戦い振りのことではなくて、当事者だからこそ誇張なしでどのように対峙してきたかがよくわかった。この手の題名の本は苦手だという人にも是非読んでほしいと思う。そして後半は、キリスト教信者としての活動が書かれているのだが、前半の対比という意味においても、際立って浮かび上がってくるものがある。 かなり良い出来です
昔、テレビで取り上げられて、息子が自叙伝の草稿を持っていた物を今回、出版したものです。内容は幼少の頃の夢から真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦等と綴られています。後半はキリスト教の伝道者として、自分が牛小屋の近くで生まれたのとキリストが馬小屋で生まれたことをダブらせるあたりはキリスト教信者としては当然でしょうが、感心させられます。戦争では自分がミッドウェーでは虫垂炎に罹り、戦死しなくて済んだ話。山本五十六を凡将扱いするなど面白いです。数奇な運命を辿った、旧海軍軍人そしてキリスト教伝道者。人間、淵田の姿が鮮やかに浮かび上がります。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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