|
商品の情報
キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち(上)の商品レビュー 写真という名の言葉−歴史の語り部達−
ヴェトナム戦争に終止符が打たれたのは今から僅か30年余り以前のことである。けれどもこの歴史的事実がその後の世界史的パラダイムの転換点となったことは間違いのない事実である。本国から遠く離れての戦争がそれまでの自らの立場を大きく揺るがせたことに、ショックを受けたのは他ならぬアメリカ自身だった。少なくとも2つの超大国の1つが小国であるヴェトナムに完全な敗北を喫し、それも自らが戦争報道をメディアに公開することから事のほころびが生じた。偉大な戦果を期待した筈の報道が、逆に戦争の実態を暴露し、この戦争の意味をアメリカ国民に問い、更に帰還兵の証言が追い風となることで国内外の広範な世論がわき起こり、そして戦争は終結を向かえた。本書には戦争報道の祖と呼ばれるピーター・ジェニングスを筆頭に沢田教一、一ノ瀬泰造の名が登場する。新しい国際秩序がどうあるべきかを考える手だてとしては格好の書物である。また同時に太平洋戦争当時の日本との『戦争報道』のあり方を比較する上でも上下巻の一読をお奨めする。 一気に読んだ!ベトナム戦争世代じゃなくても読みやすい。
ベトナム戦争終結と同時期に生まれたので、タイムリーに知らなかった私ですが、 本の最新売り上げランキング - トップ10 | |||||||