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十二国記シリーズ第一作目。蓬莱にいた景王陽子が慶国に戻るまでの話。 上巻は陽子が異世界に連れてこられるところからはじまる。景麒につれてこられた異世界で一人孤独に異形の魔物と戦う様はなんとも痛ましかった。妖魔に追われ疲労し人に助けを求めても裏切られ、どんどん誰も信じられなくなっていく陽子を見るのはとても辛い。陽子に付きまとい惑わす猿も陽子をどんどんと追い詰めていき上巻は本当に読んでいるのが辛くなる。上巻では陽子は徹底的に打ちのめされている。 変わって下巻では陽子が旅の途中で出会う楽俊が陽子を救う。人を完全に信じることができなくなった陽子は楽俊をはじめは信頼できなかったが、徐々に心を許していく。楽俊の存在が陽子を救っていくのだが、楽俊のものの考え方は読んでいて勉強になった。 「前略・・・だから信じてもらえりゃ嬉しいし、信じてもらえなかったら寂しい。それはおいらの問題。おいらを信じるのも信じないのも陽子の勝手だ。おいらを信じて陽子は得をするかも知れねえし、損をするかもしれねえ、けどそれは陽子の問題だな」 この台詞の前後を読むと、楽俊という人物がとてもすごいと思う。こんな考え方をできる人なんてそういないだろう。 その後陽子たちは雁国に渡り延王に会うそこで陽子は慶国の王になることを考え始める。 下巻では楽俊が非常にためになることをよく言うので、大げさな話だが人生を生きるうえで必ず役に立つと思う。ちなみに楽俊は十二国記を読む上で必須となる知識もよく語るのでよく読んでおくとシリーズを読む上で非常に役に立つ。 十二国記を読むとよく思うのは国とはなんなのかということ。国の代表は国民を大切に守らなければならないのに実際はそうも行かない様子。世の政治家には十二国記を読んで国とはなんなのかをよく考えてもらいたい。
彩雲国と一緒に友達に勧められました。 こちらは素晴らしいです。 上巻であまりの重さに辛くはなりましたが、 それでも物語の深さにはまって読み続けました。 そして下巻にかけての展開で、私は泣いてしまいました。 今出ているシリーズ全て買うことに決めました。 私は大人よりも子供達に読んでもらいたいと思います。 今を生きるヒントを与えてくれる作品だと思いました。
この巻は主人公が生きる事を諦める程の絶望を味わいます。 その容赦の無さには脱帽です。 次巻では漸く少しずつ成長していく主人公を感じることができます。 諦めずに次巻も読んで下さい。 きっと大切な何かに気付かさせてくれる筈。 購入して2カ月で5回は読みました。 現在のCG技術が有れば映画化しても良い作品として世に残せると思える程、良い作品です。
活字から離れていたので、ふと思い立って購入。 読み終えて全シリーズ注文しました。 今は著者の本を買えるものは全部買っています。 ばらまかれた伏線が中盤から収束していく時の怒濤の感じは楽しいです。 そこに行くまでに読むのをやめた人は人生の半分を損してますよ〜。 読み始めたらアリジゴクのようにやめられなくなります。 気付いたら徹夜してしまって仕事行った時は疲れた…。 読み終えたらシリーズの読破をおすすめします。
最初に読んだのはもう何年も前ですが、 たまたまテレビをつけたらやってたNHKのアニメを観たのがきっかけで、この小説を読みはじめました。 普段漫画ばっかで小説とか本とかあまり読まない私でしたが、 数ページ読んだだけでどんどん物語に引っ張られ、かなり夢中になって読みました。 親に「早くごはん食べなさい。」と言われたほどです(笑) 月の影 影の海〈上〉では暗い展開が続きますが、私はそういうの全然大丈夫なので最後まで楽しめました。 後々には場を和ませてくれるキャラや、別のお話では思わず笑ってしまうような明るいノリの魅力的なキャラ達も続々登場してきますよ^^。 全シリーズ面白かったので妹にも読ませたら夢中になって読んでくれて、姉にも読ませたら全シリーズ読んでくれて「雁国主従の話(東の海神 西の滄海)が一番好き」と言ってくれました。 とても好きなシリーズですのでお勧めです!