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死因不明社会 (ブルーバックス 1578)の商品レビュー 臨床現場の曖昧
1.医学部を卒業して医者になる。 著者の主張がよく分かります
要点以下の通り 面白い!
autopsy imaging(Ai)すなわち死後の画像診断に関して書かれた本である。 「Ai=医師の本懐」〜厚労省への挑戦状
「チーム・バチスタの栄光」で著名な海堂氏が本業の医療問題に取り組んだ力作。昔から「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言う。医療にとって敵とは"死"である。だからこそ「解剖」が必要なのに、現代の日本では解剖率が2%と言う驚くべき数字だと述べる。殆どが原因不明死なのだ。私はここまで読んで、例の相撲部屋の事件を思い出してしまった。これでは犯罪の隠蔽に繋がり、病人の場合には死因の係争と言った問題も引き起こす。一方、解剖は死体を損壊するので遺族の反発を招き易いという問題もある。著者はこの解決法として「死亡時医学検索」と言うパラダイムを提案する。難しい概念ではなく、死亡時に解剖を含めた死因の探求を行なうという事である。その中核は従来の「体表検索→解剖」の間に「Ai」と呼ばれる死体の画像診断(CT/MRI)を置く事である。Aiは解剖の対立概念ではなく、補助手段である。遺体にも優しい。診断ノウハウの蓄積・共有化も可能である。更に医療の「無監査」状態の防止役も務める。素人目にも素晴らしく映る。 作者の熱意はわかるが・・江澤先生
病気になった場合には、患者や家族の立場としては、死後ではなく生前に画像診断でも何でも受けて原因をはっきりさせてもらいたいというのが本音だろう。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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