商品の情報
どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)の商品レビュー

2.0 本格推理の難しさ
○○(事件のキーとなるもの)に関して、「見せかけはありうる」という前提に立つならば、犯人は男、犯人は女、自殺の三通りともありうるので、「見せかけはない」と前提が置かれているといえる。
また、「共犯はありえない」という前提を覆えすことも可能であるが、これも認めていない。

つまり、『「見せかけがない」「共犯はありえない」という前提で犯人を推理しろ』というのが最後に出された問題である。ただし
・P348で犯人でない方は犯人を推理できてもおかしくない
・加賀はもっと早く犯人を確定できるはずだ
などといった点が気になる。

作者は前提を崩す(実は「ーに見せかけ」の類である)のを連発しながら、クライマックスに至っているにもかかわらず、前提を抑えて推理しろ、というのが読後感の悪さに繋がっている。
メタ的手法の連発が基本である東野圭吾の作品にしては珍しく、最後が本格推理小説仕立てであるが、その成立の難しさを逆説的に表現してしまったのではないだろうか。
3.0 目の前の答えに気づけるか
主要人物はたったの5人。
容疑者はそのうちの2人。
今まで読んだ推理小説と異なるのは
読み終わっても誰が犯人かは明かされないこと。

読者は挑戦をされているのです!そう思うとワクワクしました。袋とじ部分に謎を解く鍵(ヒント以上のもの)があるんだけど、絶対、袋とじの解説読まないで答えてやるぅ!って思ってしまいます。確かに、犯人を推理する手がかりは文中にある。自ずと細部まで忘れまいと真剣になってしまいます。推理するのが好きな人には是非読んでもらいたいっ。

そして、、読み終わってみると、最後のほうにあったある一文の隠された意味に驚愕しました。
4.0 真犯人究明のために知恵を絞れと作者は怠惰な読者を挑発している!?
 東野圭吾の本格推理小説のなかでも特に有名な『名探偵の掟』において名探偵を笑いものにした作者が、最後まで犯人を明らかにせず読者に推理させることを目論んだこれまた著名なのが本書である。警察官の妹を殺害した容疑者は二人に絞られる。「密室」や「アリバイトリック」といった小細工は盛り込まれていない。単純明快な「フーダニット」の世界だ。事前に読者はそのことを知らされているから、必然的にどちらが真犯人であるのかを究明すべく本書と格闘することを義務付けられている。私も細心の注意を払って読み進めた。手がかりは容易に分かる。おおよその犯人の見当もついた。

 しかし「論理的に」説明することにやや時間を要した。仕方なく巻末に付された「推理の手引き」を紐解くことにした。なにやら禁断の袋とじの体裁に映った。それを読んでようやく「確信」を持つことができた。要するに「逆算」の発想だ。二人の容疑者を一人に絞り込めればいいし、実際に被害者の兄(そして加賀刑事)は犯人を突き止めている。犯人確定のポイントをここで書きたいところではあるが、それは読者自身が味わう楽しみであるからして、述べるのは控えておこう。他のレビューが述べているように、「利き手」にヒントが隠されていることは誰の目にも明らかだから、作者は一応の道筋を与えてくれてはいるのである。あとはそれをもとにどう推論を組み立てるか、である。

 被害者の兄は、時間を見つけては何度も上京して、そして努力に努力を重ね、真犯人がどちらであるのかを突き止めることに成功した。執念の結果だ。こういう作品はたしかに新鮮だった。しかし結局のところ、ヒントはある一点に集中し、やや面白さに欠ける印象があったことも否定できない。とはいえ、自分が「名探偵にはなれない」ことを完全に自覚させられたという意味ではなかなかインパクトがあった。難易度が増した『私が彼を殺した』にも挑戦したい。
3.0 スッキリしなかった
 決して面白くないわけではなかったのですが、どこかスッキリしなかったです。

 スッキリしなくても「良かった」「面白かった」と思える作品は少ないですが、本作品に関して言うとそうではありませんでした。

 東野作品が好きでよく読む人は読むべきだと思いますが、そうではなくて「面白い推理小説を探している」という人にはあまりお勧めしないです。
4.0 消化不良に注意
最後の二転三転するストーリーにもう頭の中がパニック状態w
結局どっちでも犯人になれるやんっっ!と思わず突っ込んでみたり。

でも、ちゃんと犯人が確証されるシーンが何箇所かあるのね。
いやぁ、恐るべし東野圭吾w

色々と解説やらサイトを見て犯人はわかったんだけども
うーん…なんとなく無理があるような気もなきにしもあらず?
確かに証拠にはなるんやろうけど、人それぞれ癖みたいなものはないのかなぁ、とか思ったり。
や、そんな風に疑い始めたらキリがないんやろうけどねw

それにしても、こういう技法の推理小説の書き方って
今でこそこうやってネットがあるから色々と検索できて犯人もわかるんだろうけど
これがなかったらかなり消化不良になるんやろうなぁw

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 ミシュランガイド東京2009 日本語版
おすすめ度: 価格: ¥ 2,415  通常24時間以内に発送
2位 残り97%の脳の使い方【セミナーCD付】 ~人生を思い通りにする!「脳と心」を洗う2つの方法~
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  通常24時間以内に発送
3位 寝ている間に全自動で副収入が月8万円儲かるしくみ【CD-ROM付き】
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  通常3~4日以内に発送
4位 ファミ通 マル得 コネクト!オン モンスターハンター フロンティア オンライン ハンティング・マニュアル (エンターブレインムック)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,500  通常24時間以内に発送
5位 MUTUALITY:CLAMP works in CODE GEASS
おすすめ度: 価格: ¥ 1,995  近日発売 予約可
6位 彩雲国物語  黒蝶は檻にとらわれる
おすすめ度: 価格: ¥ 540  近日発売 予約可
7位 細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  通常24時間以内に発送
8位 ヴァナ・ディール通信 vol.6 秋のバージョンアップ特集号 (エンターブレインムック)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,500  通常24時間以内に発送
9位 ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  通常24時間以内に発送
10位 起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  近日発売 予約可
こちらもおすすめです
私が彼を殺した (講談社文庫)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 730
通常24時間以内に発送
嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)
おすすめ度: 3.5
価格: ¥ 520
通常24時間以内に発送
卒業―雪月花殺人ゲーム (講談社文庫)
おすすめ度: 3.5
価格: ¥ 620
通常24時間以内に発送
悪意 (講談社文庫)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 660
通常24時間以内に発送
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 560
通常24時間以内に発送