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江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた サムライと庶民365日の真実 (講談社+α新書 381-1C)の商品レビュー 江戸住人の経済事情 雑学集
江戸雑学集みたいな感じの本なので、どこから読んでもいいし、どこで休止してもいい 信じられない。でも本当かも。
江戸時代は物価高、そして格式・身分によって省くことのできない費用が多く、やりくりが大変。人件費がかさむのでお供の中間、小者を日雇いにしたりしていた。200石以下の旗本はそれだけでは生活できず借金だらけ。紙もぜいたく品で身分によって使う紙の種類も異なる、武士のちょんまげ(月代)も身だしなみよくしておく必要があり、必ず床屋で手入れしてもらわねばならない。妻に月代の手入れをさせるなど許されない。江戸の男女比は3対1。糞尿は肥料として家主の収入になる。葛西には糞尿引取りの元締めがいた。大奥は化粧に鉛や水銀化合物を使うのでその糞尿は重金属で汚染されていた。武士や役人は禄だけではやっていけないので、拝領の土地のまた貸しやいろんな副業でやりくり。御家人の妻も「つゆ稼ぎ」という売春で家計の足しにしていた。贈答や付け届けは江戸の慣習、当時の人のとっては悪いしきたりではなかった。需要喚起のために火消しが付け火をやっていたらしい。 リアリティー溢れる江戸
明治になり時の藩閥政府は、江戸時代の風習を徹底的に破壊した。大正時代から始まった京都のマキノキネマなどの「チャンバラ映画」は、時代劇と称され、時代考証は全く無視されてしまった。江戸の常識は、このとき大量に作られた映画の創作によると本書は語る。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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