とてもよい!
あの「さわやか福祉財団」で有名な堀田元検事の大奮闘記である。
ロッキード裁判を、立花隆の「田中角栄研究」から入って知った人には、検察の活躍を知ることで新たな視点を与えるものであろう。 上巻はアメリカの法制度、裁判制度について、初めて知る話が多い。つまるところは、①米国は国外犯処罰の規定がない、②従って、海外で犯罪を犯した米国人が処罰されて正義が実現するよう、外国政府に対して最大限の協力をする、ということは、この本を見て初めて知った。
マスコミの大報道の裏で、米国の司法省刑事局との間で、文書提出要請やコーチャン氏とかへの嘱託尋問について、法律的に極めて緻密な議論がこんなにも行われていたのかと感銘を受けました。