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亡国のイージス 下 講談社文庫の商品レビュー 最高スケールの海洋サスペンスアクション
とてもすばらしい作品です。まさしくもこれは問題作ともいえるし 主役も敵も、正義も悪も無い
僕は普通、本を読む時はキャラの誰かを好きになり、そのキャラを中心に読み進めます。しかし今作ではそうではなかった。誰にも感情移入できなかった、というのではなく、キャラの誰もが好きだった。 正直、胸が熱くなりました。
このテーマで書かれた国内の冒険小説としては、大成功作だと思います。今の日本人はどんな状況なら銃を取るのか、これをクリアした時点でこの本はトンデモ本にならずにすんだと思います。主人公は日常に追われ「国」を忘れた現代人を見事に体現しているように思いました。作者の国防や外交に対する陰謀史感的な解釈に、とやかく言う人もいましたが、敗戦国に戦後生まれてしまい、臭い物に蓋的な歴史教育しか受けなかった現代人の、忸怩たる思いをエンターテイメントとして昇華しようとした作者の勇気は評価に値すると思います。ただ、戦争経験のない人間ほど右傾化しやすい、と言う自戒も忘れてはいけないとも思いますが。それはさておき、読んでいて、鉄の塊に心が躍り、犬死にしていく男達に涙を流しました。ワイルドセブンやペキンパー、作者も好きなのかなあ。 色々言う人はいますが
自分は面白かったと思います テンポが良い
この著者の本は『川の深さは』を読んだときも思いましたが、 本の最新売り上げランキング - トップ10
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