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メドゥサ、鏡をごらん (講談社文庫)

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メドゥサ、鏡をごらん (講談社文庫)の商品レビュー

2.0 なんだ、ホラーか。
すっげー、
夢中になって読みました。

これだけの謎を、
どう、
解決するんだろう。
って。

で、
結果・・・解決しませんでした。
合理的な説明は一切なし。

SFホラーでした。
そうじゃないと思って読んだたから、
がっかりでした。
最後の方まで、
まさか、このままじゃない、よね。
と思ってたんだけど、
そのままでした。

ん〜、残念。

つまり、
発送や展開は上手でしたけど、
どうしてそうなったのか、
ということはどうでも良かったんですね。
気を持たせる書き方が、
余計に腹立たしかったかな。

ホラー好きなら、楽しめるかも。
4.0 欲求不満が残る。
岡嶋二人作品にすっかり魅せられてしまっているのですが、合作作家「岡嶋二人」の一人、井上夢人の作品ということで迷わず購入した一冊です。

「メドゥサを見た。」と言うダイイングメッセージを残し不可解な死に方をした作家 藤井陽造の遺作を探す為に、主人公が遺作の舞台になったと思われる町へ赴きます。

次々と明らかになってくる奇妙な出来事に、ぐいぐいと引き込まれていきます。
主人公が名前を思い出せなくなった場面では、主人公の名前は分っていると思っていた私自身もすっかり困惑し読み終えたページを読み返してしまいました。

もうこの辺りでは、どんなどんでん返しがあるのか期待は最高潮に達していたのですが....。

あれれ。

仕掛けやアイディアは、岡嶋二人作品と同様に超一流なのですが、本作品の場合は盛り上げるだけ盛り上げておいて後半が尻すぼみになる為、絶景を期待して登山をしたら、途中から見晴らしが段々良くなっていたのに、頂上に着いたと思ったら標高が下がっていた、という感じでしょうか。

飽きることなく一気に読めてしまうのですが、欲求不満の残る作品です。
1.0 失敗作
作者が自分で張った伏線や仕掛けを収束させられず空中分解してしまったので、
ありがちで安っぽいホラー描写や人格・時制の混乱、メタフィクションなどの
ハッタリをかましながら、必死に誤魔化しているだけの無残な失敗作だと思う。

「メドゥサ」という魅力的なキーワードに作者自身が雁字搦めになっている。
この扱いにくい言葉を作中に何とか捻り出すために用意されたエピソードの
何と嘘臭くて悪趣味で無理矢理なことか。恐怖や悲惨以前に滑稽ですらある。
万が一、あの登場人物が恨みから化けて出るとしたら、それは作中ではなく、
こんなトンデモ話をでっちあげた作者・井上夢人の前にこそであろう。

「王様は裸だ」ではないが、ここで高得点をつけるレビュワーの多くが挙げる
「途中まで真相が分からず最後までぐいぐい引き込まれる」というのは本当か?
この程度の見え見えの人格錯綜の仕掛けが見抜けぬほど読者はナイーブなのか?
私は逆に、随所でここまで分かりやすいほのめかしをしてくるのは、最後に
度肝を抜くドンデン返しが用意されているからでは…と勘ぐって読んでいたが、
ほのめかし通りの展開にしかならなかったので、別の意味でびっくりした。
その意味でもファンとは本当にありがたいものだが、生憎と私はこの作者に
ほとんど思い入れがないので率直にいう。羊頭狗肉もいいところだった。
ホラーだからミステリとしては三流でもいいなどという免罪符はない。
「合理的な解決を敢えて放棄した」のではなく、もっと単純に
「意余って力足りず解決できなかった」だけのことではないだろうか。
1.0 この作品だけと信じたい
井上夢人の作品としては完全な失敗作。

ラストまで一気呵成に読ませる筆力は相変わらずたいしたもの。途中で退屈することは一切無い。
主人公が体験する異常なる“何か”が、日常に潜む軋みとして現れ、次第に説明不能の恐ろしい状況へと拡大してゆくさまは、実に面白く、この謎を通じて我々をどのようなワンダーランドへと導いてくれるのかと、期待は高まるばかり。

だが、タブー云々の真相が語られるあたりから、雲行きが怪しくなっていく。
井上作品には珍しく、自分で広げた大風呂敷のたたみ方がわからなくなってしまったようで、時制と人称を混乱させるプアな手法に逃げた挙句、自分の作品に取り込まれるミイラ取りへとオチを収斂させてしまった。

超自然なるものを核とすることに異論があるわけではない。それはそれで全く構わないのだが、不合理なるもの説明不能なるものに、超自然ならば超自然なりの整合性をもたらすことこそが、井上夢人に読者が期待することであろう。

そういう意味では、全くの期待はずれの作品である。

・・面白ければそれでよい?・・

ひょっとして井上夢人を買いかぶっているだけなのか?だとしたら非常に残念だ。
2.0 めちゃくちゃ怖いんだけど・・・
いきなり謎の死から始まり、謎が謎を呼び、序盤から中盤にかけてのおもしろさはハンパじゃないです。グイグイ引き込まれ、読むのをやめられません。しかし後半にかけて?な部分がだんだん多くなり、ラストを読んでしまうとがっかりです・・・結局謎は謎のまま、曖昧な部分が曖昧なまま残りすぎて、なんとも納得できません。ツジツマとかどうでもいいからとにかく怖い小説がいいという人にはオススメです。かなり怖いですよ。

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