原作好きならほしいんじゃない?
フィギュアですが、ちょっと雑な感じがします。艦船もののプラモデルを作ったことがないので大きさについては「こんなもんなのかな」と思うくらいで、大きい小さいは言えませんが、組み立てがどうも…。僕のは前部単装速射砲の砲身が若干右曲がりで、ハープーンが真っ直ぐ立ってくれませんでした。家に来たときには膨張式救命筏が曲がっていましたが、これは修正できました。あと塗装がちょっとなぁ…。フェーズドアレイレーダーが暗灰色の船体に白く塗っただけってのは…。
ですが、後部甲板下の仙石が絵を描いてたとこや、その下の船体に「いそかぜ」と力強い楷書体があったのはちょっと感動。そもそも、「みょうこう」(多分)を使った映画版「いそかぜ」ではなく、「はたかぜ」型3番艦「いそかぜ」を立体として見ることができるのはかなり高い評価になりえると思います。僕はそこを評価しています。で、おまけの「コール・ザ・ロール」ですが、たまりません。原作を読んだものとしてはやはり嬉しい内容です。小説ではクライマックスを待たずに死んでいった人達が出てきて笑顔を見せてくれるのは、静かな感動を覚えます。まぁ、原作読まないとよくわかんないと思いますが…。「過去を描いた正当なる続編」みたいな感じなので。新しく登場する人物もいるんですが、なかなかいい味出してます。この人が最後のほうに言ったセリフには共感を覚えました。
とまあこんな感じで、満足してます。ただ、フィギュアの雑さで一個下げときます。
実物を確認しての購入を勧めます
付属?の小冊子のコール・ザ・ロールは秀逸です。
いそかぜがミニイージスシステムを搭載するために9ヶ月間ドック入りを
している間のこの物語の中心となる人物それぞれの生活を追った物で
どちらかというと原作を読んだ人のほうが楽しめるかもしれません。メイン?のいそかぜフィギュアですが、正直言って完成品ではなくキット
もしくは塗装済み半完成品での発売のほうが良かったと思う出来です。
とにかく組み立てが雑で、私の固体だけかもしれませんがヘリ甲板の
後部は浮いてしまったまま接着されているし、艦橋構造物も隙間だらけ、
マストも傾いている、と言ったぐあいで後で修正するのが大変でした。
この手の大量生産品の修正に慣れた人以外はできれば店頭で確認してから
の購入を勧めます。
フィギュア自体の出来はディテールも細かく、素晴らしい出来なので
組み立ての雑さが大変悔やまれます。