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京極堂のファンですが、この「絡新婦の理」はあまりの分厚さに購入を 躊躇しておりました。 分冊版が出たので早速購入、出費は倍近いですが、文庫本は持ち運びが 楽なのが一番ということを実感しました。 内容は、出だしからグイグイ引き込まれます。 特に聖ベルナール学院の件は、学園ものチックな雰囲気がお好きな方には、 たまらないのではないでしょうか。 京極堂の登場が待たれます。
房総の女学校・聖ベルナール学院の教師が両目を抉られて殺された。 そして教師の本田幸三が絞殺され、生徒の渡辺小夜子が眼前で校舎から身を投げて死んだ。 聖ベルナール学院では何がおこっているのか? また、木場は色街で起こった殺人事件の捜査を進める。 それが、聖ベルナール学園の殺しと関係があるとわかって…。 榎木津がいい味出しています。 学園の中でも傍若無人。 京極堂が出てくるまで、どんどん事件が起こるだけで、これは収拾がつかないのでは?と思えるほどです。 なので、1巻では何が何だかわからないという感じです。 1巻を読むのが一番しんどいと思われるので、これを読んでやーめたというのだけは勿体ないと思います。 それと、今までの事件(ウブメから)の登場人物がどんどん出て来て繋がりをみせてくるので、これより以前にでた物は読んでから手を付けた方がいいと思います。 そうでないと、登場人物ばかりが多くて、しかも何のために出てきたのこの人?というのが多いです。 知っていると、えッ、そういう繋がりだったのと納得なのですが。 でも、京極氏の本は、あの厚みがいいのに、分冊する必要があるのでしょうか? 確かに持ち運ぶには便利ですが(特に女郎蜘蛛は最高に厚いですしね)、分冊を読んでやっぱりあの厚みが醍醐味というものだと、再確認しました。