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異邦人 上 (1) (講談社文庫 こ 33-26)

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異邦人 上 (1) (講談社文庫 こ 33-26)の商品レビュー

3.0 初めて読んだので・・・
今までの作品がどのようであったのかは知りませんが
なんか登場人物がいきなりで、筋がまったく読めない。
著者本人しかわからないような方法で書かれていて
読者の視点に立っていない。
この作品で初めてシリーズを読む人のことも考慮して
欲しかったですね。
ミステリーとしてもぜんぜん面白くない。
もう辞めた方がいいかも…。
他の作品も読む気になれない。
3.0 またひらがな攻撃が・・・
プロット自体は面白いと思うが、多くの方がレビューに書いておられるように、登場人物は皆、歳をとって、ますます自分本位になり、やらなくていいことまでやってるわりには言わねばならないことを言わず、人生をさらに複雑にして果てしなく屈折していく。
なのに、若い頃と同じように凶悪事件や、自分を陥れようとする人々に巻き込まれて右往左往しているのが情けない気もする。
どうしちゃったのドクター・ケイ?(もしくはコーンウェルさん?) それにこういうキャラクター設定だと、イタリア人は怒らないのかしらと余計な心配もしてしまいます。

それはともかく。
このシリーズは一番最初から講談社文庫で読んでいるが、最近は新刊が出るたびに活字が大きくなっていく気がする。15年前の「検視官」とこの「異邦人」を比べると、活字の大きさ太さは確実に2倍になっている。

さらにまたまた出ました、今回もひらがな大洪水。大パレード!
「誰かから聞いたわけだ。誰なのか言え」という大人の男同士のシリアスな会話を「だれかからきいたわけだ。だれなのかいえ」とかやられちゃねえ。
全編この調子なので、登場人物が皆ひとりよがりのガキのように感じられてしまう。「活字から受ける印象」が作品そのものへの感想を左右することもあるんじゃないですかね。

15年前ならこの作品は間違いなく1冊で収まったと思う。大量のひらがなで文字数を増やし、デカい活字で版を組み、分厚い紙を使って上・下に分冊、その1冊が800円(つまり文庫に1,600円ですよ)。ちょっと阿漕じゃあないか?
あ、講談社の方、「阿漕」って読めます? この作品の読者ならほとんどの人が読めると思いますよ。ひらがなにしてもらわなくても。(あこぎ、って読むんだけどね、念のため)
4.0 ケイを巡る人間関係
チャールストンに移ったスカーペッタですが、事件はローマから始まります。
犯人そのものは、早々にサンドマンと言う名前で登場してしまいます。ですから犯人探しの楽しみはありません。このサンドマンが生まれてくる経緯を紐解いてゆく形を取っています。
前作で登場したマリリン・セルフが、ケイに対して異常な敵愾心を抱き、ケイの周りの人物に害をなして行きます。従って、彼女の行為が、この本の狂言回し的な働きをします。
この本の面白さは、ケイとベントン、ケイとマリーノの二組の関係の動きでしょう。特に、マリーノとの関係は意外な展開をし、彼は次回からは登場しないかも知れません。(そのためか、本作はマリーノの回という一面もあります。)
ベントンから指輪を貰ったのですが、こちらもまだまだぎくしゃくしています。
推理小説として読むと、やや期待はずれのところもありますが、人間ドラマとしてみると、なかなか面白い作品になっていると思います。
3.0 チャールストンでは、皆、年寄りになってしまって・・・
暗いお話です。
ケイもベントンもマリーノも中高年。
難事件の現場でガツガツと働ける盛りはとうに過ぎています。
気になるのは、
年々気難しくなる人間関係。
狭い中でやってきたチームは年々積もっていった不満と老いで、
明るく事件に集中できない。
この辺りはある意味リアルな描写ですが、
読者のカタルシスは解消されません。

NYにはライム、サックスコンビが困難な事件をガンガン解決してます。
あちらは若く、意欲もあり、前向き。
だから周囲に自然に人も集まる。
こちらはまったく逆で暗く、孤立してます。

前作、「神の手」でもレビューしましたが、
エンターテイメントとしては、
極めて異例な作風と言っていいでしょう。
誰が喜ぶというのでしょう。
講談社の見解も聞いてみたいです。

作品のレビューは下巻にて。
3.0 サイコパスにお腹いっぱい
ベントンとスカーペッタの愛はどうなるのかっ!
スカーペッタの仕事人生仕切り直しはどうなるのかっ!
とワクワクして頁を繰る毎に、重たい気分でいっぱいになった。
P.コーンウェルの著作で、徹夜して読みたい気持ちが萎えたのはサザンクロスと真相
くらいだったのに、本作は更に読むのが苦痛に感じられて堪らなかった。

人生なんて、楽しいことやロマンスやスリルばかりで出来上がってはいないのだからと、
泥臭い人間ドラマを描きたいのかしら?みんな年をとってスピード感が減退しても仕方ない
のかしら?などと好意的に解釈しながら何とか読了。

ほぼ平行して読んでいるサイコパス関連の文献が影響しているのか…登場人物にやけに
腹が立って仕方がない上巻だった。

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