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「伊集院」物が大好きで、ファンで、架空の伊集院に尊敬の念すら感じている。 もちろんそれを生み出す栗本氏も大好きな著者の一人だ。 なのに、これだ。 私の本棚にある「伊集院」もの全24冊(今作品含め)堂々のワースト1の作品だ。 もう残り100ページを切っている時点で、 「この状態で、このページ残数・・・どうすんだ?」と自分の考えを誤魔化した。 正直に言うとこの時点で「これは駄作か?」の疑問が既にあったからだ。 いやいや、まだまだ先生はやってくれるさと、期待したのだが・・・ 読後に当然 「なんじゃそりゃ〜!」と言い放ったが、今回読んでいた文庫本には作者のあとがきがある。 それ読んで 「言い訳ですか?」とつぶやく。 ふ〜 薬師寺女史じゃないが、こちらが「鼻白んだ」ね。 栗本氏の書くこのシリーズが大好きだから、こんな手抜き作品を上梓されるとホントに 「ノルマこなし」のやっつけ仕事と感じて残念だ。 まだ読んでないその「女郎蜘蛛」に期待するか・・・
今回の作品の登場人物の一人に、「薬師寺 京子」という女性が 登場するのですが・・・・ とある作家の、女性主人公をもじったキャラとしか思えません。 話を読み進めれば、栗本氏が明らかに、その作品なりキャラを知った上で書いているのが、 薬師寺嬢への、細々とした描写から分かります。 さすがに他作家さんの、アニメ化されるような人気作品の主人公だけに、 あからさまな表現はしていないのですが、読み手が表現の端々から受ける「薬師寺京子」 というキャラへの印象は決してよくありません。 巻末のコメントを見ても、元ネタについて書いているわけでもなく、 その作家さんと親交があるがゆえに、「もじったキャラを登場させた」、 などと記されているわけでもなく。 元ネタを知る、元ネタの話が好きな人間にとっては、 不快感を感じざるを得ませんでした。 伊集院大介シリーズが好きで、文庫本の発売を楽しみにしている作家さんだけに かなり残念に思いました。