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虚刀流七代目当主・鑢七花(やすりしちか)と白髪の奇策士・とがめの冒険第六弾。 今度の獲物は、双刀・鎚。壱級災害指定地域である蝦夷の踊山に足を踏み入れたとがめと七花を待っていたのは、氷点下22度という大自然の驚異だった。考え無しに乗り込んだ二人を、雪が、吹雪が襲う... 今回は、遭難しかけるところから話が始まります。行き当たりばったりの考えなし。これでほんとに尾張幕府直轄預奉所軍所総監督?そして、刀の所持者と共に、とがめと七花の敵であるはずの「まにわに」こと真庭忍軍。巻を重ねる毎に弱くなっていくような気もします。七花が強すぎるのか?は置いておいても、山場、見せ場が少なくなっているようで残念です。ただ、次の巻はすごいことになりそうな前ふりがあるので、そちらに期待したいと思います。
12ヶ月連続刊行の6作目,ちょうど半分になります. 12本目,つまり『最後の刀』の存在と持ち主を登場させたり, それらがすべて揃ったあとのことをたびたびチラつかせるなど, 折り返しのせいか,終盤を意識させられるようになってきました. ただ,相変わらず戦いのほうがあっさり決まってしまうため, 予想外だった敵やその技,前作で予告されていたトラブルなど, これまでと違った割に,あまり印象に残らなかったのが残念です. 最近の作品に見られる,コミカルなやり取りは楽しいですが, それ以外は普通,全体的には後半へ向けた1冊という感じです.