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虚刀流七代目当主・鑢七花(やすりしちか)と白髪の奇策士・とがめの冒険第八弾。 幕府認定壱級災害指定地域である、江戸・不要湖。変体刀の製作者・四季崎記紀はここを工房として使っていたと言う。真庭忍軍からも、江戸に変体刀があると聞いていた七花ととがめは、手がかりを求め、不要湖に赴くのだが... 今回は、「微刀・釵」なので、頭に飾るカンザシ型の剣かと思っていたら、びっくりの剣でした。賊刀・鎧ぐらいぶっ飛んでる刀です。そして、とある人物がやっと七花の前に姿を現します。戦闘のほうは、今回はあっさり。 一ヶ月に一冊、一冊で刀一本という構成だとこのぐらいあっさりな話になるのかもしれませんが、他の西尾氏の作品を読んでからこのシリーズを読むと、「もっとじっくり書いて欲しかったなぁ」と思ってしまいます。あっさりさっぱりなのは、これはこれでいいかもしれませんが、物足りないことも事実です。とはいえ、次も楽しみです。
12ヶ月連続刊行の8作目,3ぶんの2まできました. 過去作から何度か存在をにおわせていた人物がようやく登場. ただ,ここでもその本性を明かすところまではいかないようで, いかにも『裏』がありそうな,思わせぶりな言動が気になります. 戦いでは,相手に昔の自分を重ねる主人公の心の揺れがなかなか. わかりやすい対比で,まだ物語に大きな影響まではいかないものの, こちらも,これまで,そしてこれからの『変化』に興味が惹かれます. しかし,その戦いで講じた今回の策と結果はちょっと安易に感じました. 変わった相手なのですから,もっとにぎやかな攻防でもよかったのでは…. 戦いのあとにあったはずの『捜索』も,みごとにカットされていて残念です. とはいえ,ある人物の最後のセリフは,さりげないようでおどろき. もしかしたら,これまでの流れや世界観までをもひっくり返し兼ねず, 役者も揃いだした残りの4冊,どこへ向かうのか不安と期待が半々です.
第八話 微刀・カンザシです。今回もあっはっはそう来たか変体刀、という感じです。ページが少ないせいか今回も内容は少し薄いです。 まにわにかませ犬決定です。