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ありきたり先が読めるウザイキャラどこが評価されてるのかわからない
マスコミ批判の多さに、私なりに思うこと。 作者の意志に反していると承知で、影響を及ぼしていることを否定できない。この物語は、惨劇を暴き、仲間を信じることで乗り越えていくという最終的には友情物に発展していく。だから、本当は反犯罪小説。 ただ、そこにリアリティを持たせるために実に細かく犯人の心理描写を書いている。特に顕著なのが、この『目明し編』の詩音。少し小悪魔的だけど可愛く一途で純粋な女の子が、初恋の人への想いと生まれた村の背景への不信から、復讐に身を捧げ、徐々に拷問狂の鬼へ変化していく。“理解不能な異常者”へ変貌していく姿が、“理解可能”に書かれている。 問題は、作者のこの異才な人物描写力にあると思う。 それ故に、この悲しい物語を愛しく思うファンは多い。 しかし、そこまで読解力が発達していない、発展途中で多感な思春期の少年少女が読んだらどうか。例え理解できていても、この物語が彼らに与える衝撃は大きすぎる。大人の私でさえそうだったのだから。 そして、物語の主人公達のように、“本当は信頼しあえる仲間”を持たなかったら。現代人の何人が、そんなに人を信じられるというの。 精神的に不安定で孤独な“彼ら”に、もし“その時”が訪れてしまったら。『ひぐらし』の伝える反犯罪性より、疑心暗鬼と残虐性の方に傾いてしまっても不思議はないと思う。物語の主人公たちが何度も迎えた惨劇のように。 そんな事を考えながらも、私は『ひぐらし』を――特にはまる切っ掛けになったこの『目明し編』を否定しない。むしろ、何故これほど事件の影響を取り立たされているかを、考えてほしい。確かに『ひぐらし』はショッキングで怖いけど、この残虐性は『ひぐらし』に限ったものではないでしょう?
もう本当に詩音ちゃんが可哀想過ぎて最後には泣いちゃいました鬼隠し編から目明しまで買い続けてきてよかったです最終章ではみんなが幸せになっていてほしいです