神戸というより日本在住という感じ。
神戸で生活する主人公の感情を表す文章がちりばめられていて、とても泥臭くてきれいなお話です。じんわりとほっくりと、人肌より少し熱めのコーヒーを飲むような感覚で読めます。
その為、炭酸飲料のような勢いのあるスカッとした話を期待している方には向きません。
タイトルからも分かる通り、この漫画には神戸の風景が随所に出てきます。
ですが、夕暮れの団地、人気の無い海水浴場、彼氏と同棲する女友達などなど。。。日本に共通するきれいな部分がたくさんあります。
じんわりとかみ締めつつ読んだ後は、きっと「私の街在住」の世界に飛び込んでいると思います。
のほほん
神戸の大学に通う女学生、辰木桂の日常を淡々と描いた漫画。
感性豊かな主人公辰木を中心に個性的であり、
しかしどこにでも居そうな面々がおくる暖かいエピソードがすばらしい。
日常的な話が多いが、辰木や鈴木さんというフィルターを通してみる日常は
今まで自分が見てきた日常とは全く違っていておもしろいです。大学に行きたくなり、神戸に住みたくなること間違いなしです。
僕が今まで出会った漫画の中で最も素晴らしい漫画のひとつです。
とてもとても温かい気持ちにさせてくれる作品
漫画を読んでこんなに素直に涙したり温かい気持ちになったのは久しぶりでした。
東京から神戸の大学に来た女の子の視点から日常を描いた作品なのですが
全体的に自然体で爽やかな雰囲気が伝わってきます。
友達・家族・日常で出会ったひと達との交流をとても上手に描いています。この本に出会ったら、絶対に作品のなかに出てくる神戸の場所に出かけてみたくなるはずです!
私はこの本をカバンに入れて神戸散策をしてきました。
一度手にとって読んでみてください。きっと温かい気持ちにさせてくれる作品だから。。
神戸在住
最新刊ということで目に留まる人もいることと思うので全体のレビューから入ります。といっても、細かい設定は他の人が書かれているので私は私が感じていることを書きます。大まかに言うと、大学生の女の子の日記を独自の手法で表現している漫画です。神戸在住の最も優れている点は「現実にその人々が存在し生活している」様なリアリティがある所。そして、ここが味噌なのですが「そこに自分も存在し、彼女らと同じ空気を吸い親密になっていく」様な感覚を覚える点です。始めは独特の表現方法と主人公の人見知りする性格などに少し野暮ったさを覚える人が多いみたいですが、読み進めるに従い主人公を理解し、その家族、友人、憧れている人を知り、その他愛もないやり取りや心に抱えているもの、夢などを知っていくことによって、親密な友人の一人としてそこに存在している感覚を覚えてしまいます。共に笑い、泣き、感覚を共有できる稀有な漫画の一つですね。個人的には大学生活の見本の一つみたいに思います。と同時に何もない自分の大学生活と比べてしまい少し落ち込みますね。関係ないですが。
一言でジャンルを言えば環境漫画といったところでしょうか。アタゴオルあたりに少し近いかもしれませんね。
一つ一つが丁寧に書かれており、会話や構成に高いセンスが感じられ、それがリアリティの源泉になっています。特に舞台や方言はこんなに書き分けられている漫画は他にはないと思います。
物凄く進められる漫画なので是非読んでみてください。評価を焦らず、じっくりと桂達と仲良くなって見てください。
ちなみに友人たちは皆絶賛しています。
ここからはすでに読んだことのある人に対して書きます。
六巻の内容は
日向さんとその周囲の話
桂と家族の話
和歌子と林の話
これが中心です。笑ったり泣いたり考えさせられたり。
ショックを受けたり。
買いですよ。