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げんしけん―THE SOCIETY FOR THE STUDY OF MODERN VISUAL CULTURE (6) (アフタヌーンKC (1170))

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げんしけん―THE SOCIETY FOR THE STUDY OF MODERN VISUAL CULTURE (6) (アフタヌーンKC (1170))の商品レビュー

4.0 苛立ちの自己否定は自己防衛か
講談社月刊アフタヌーン連載/木尾士目原作
「げんしけん」第31〜36話を収録したコミックス6巻です。
またも荻上をメインにオタ趣味に浸かりながら、大野と反発し、
自身を隠して外野(オタ)への攻撃性を強めた葛藤描写がナイス。

第31話「かしまし娘+1」★★★★★
 3度目の学祭。未だいがみ合う大野、荻上を見かねて咲がコスプレ推奨店員に。
 自発的にツンデレ荻上に着させる話術が見事。触れて初めてわかるその楽しさを包んだ良作です。

第32話「フタリノセカイ」★★★★☆
 3巻#14に続く咲と斑目のお話。常に自分を蔑むような彼に対し、すっかり丸くなった咲の
 余裕ある対応にゆったり。好意を匂わせる微妙な距離感描写も巧妙。・・・人はこうも変わるものか。

第33話「変・身!!!」★★★★★
 とぅ!大野と喧嘩した荻上は冬コミへ単独突撃。眼鏡着用、髪型変えて
 自分を隠し、オタ集団に苛立ちながら、寂しがり屋の彼女の内面を浮き沈みさせた人間描写が秀抜。

第34話「(省略)」★★★★☆
 斑目受けx笹原攻めのBLネタ妄想に走るアブナイ荻上。女オタの脳内エロ大爆発。
 咲の偶然の勘違いに踊らされる姿が滑稽で(あながち・・・)、僅か1コマで全て理解する大野はさすが。

第35話「ふとんがふっとん・・・」★★☆☆☆
 入試直前の笹原の妹・恵子。ノリで生きているような彼女の寂しげな一面がちらり。
 今の自分が見えず、将来への漠然とした不安を含んだその行方は五里霧中か。

第36話「卒業症候群」★★★★☆
 「みんな、先に卒業しちゃう・・・」斑目、田中、久我山は卒業へ。帰国子女のため、
 取り残される大野の不安と哀しみの涙、げんしけんへの想いに溢れた胸温まる物語です。
 北川さんフラグも確定し、人から人へ繋がる絆が彼女へ帰着する姿で丁寧に締めています。
5.0 セカンド・シーズン → サード・シーズン
斑目たちが卒業し、さながらセカンド・シーズンが終了した感があります。
いや、正確にいえばコミフェス参加終了がセカンド・シーズンの終わりだったのかもしれない。
個人的には「げんしけん」男性陣の求道者ぶりと、自分は求道者ではないと強硬に主張する春日部さんの対比に面白さを感じていたので、寂しい感がありました。
この巻あたりからガラリと作品の趣が変わったのは、個人的には少し残念・・・かな。
5.0 落選作品
とうとう斑目達が卒業してしまう巻。
一巻から出ていて重要な存在だっただけに
今後の展開はいったい?
荻上が前巻にも増して活躍しているので
こっちにも期待。
にしても妄想しすぎだろ!!!
5.0 斑目・・・完璧超人の弱点は感情を撤廃したところにあるっ!!(;'Д`)ハァハァ
(;'Д`)ハァハァ うほほっ?!とうとう・・・・斑目・・・卒業か・・・。咲への『想い』を胸に秘めたまま・・・。
2ちゃんねるでも大好評であった・・・『寿司編』も収録・・・。
咲と斑目が寿司を食っているところが読めます(笑)

高坂は趣味はオタクだが、イケメンでオシャレさん。ゲーマーとしては全国レベル。海で笹原妹の元彼(?)の憤慨をあっさりといなめた。要するにオタクの中の『完璧超人』なのだ。
高坂が『完璧超人』であるには・・・見た目がイケメンであるからだけではなく・・・感情表現が貧困(いつも笑みを浮かべている)・・・致命的な空気の読めなさから来る・・・ドを超えた正直者であるところである・・・。要するにアスペルガー症候群なのだ・・・。
オタクである前にアスペである高坂に対して・・・生の感情を出しすぎる斑目では、ありとあらゆるゲームに高坂には勝てないだらう。
だが・・・恋愛というものだけは・・・人間関係の延長線上に存在するものなのだ・・・!!!人の心の機微を掴めないアスペは・・・そういう意味では不利・・・?!
だが・・・恋愛も何も・・・斑目はまだ・・・戦いの舞台にすら立っていないわけで・・・(笑)
5.0 オタク友達っていいなとか。
オタクってのは、自分のやりたい事に全力を傾ける人々。
生活のリズムもそれらが最優先される。
自分のやりたい事に全てを賭けて行動する熱い連中。
そして、そういう同士達が引き寄せられて集まる。

ある意味、自分をさらけ出さないとやっていけない世界。
同士は友を呼び、そして、その中で通じ合う心と心。そして、オタク友達。

その中で、オタク街道爆進中の班目とオタクに縁がなかった春日部が、
一緒に寿司を食うという状況まで人は変わるものなのだ、お互い人間なのだ。
オタクでありながら自分をさらけ出せなかった荻上が徐々にげんしけんに馴染みコスプレをしてしまったりとか。

オタクをベースとしながらも、オタクの部分だけでなく、
出会いの数だけ人は変わり、感動が人を動かすという人間味の部分までしっかりと描いているとこが面白い。
それぞれの人物が出会いにより変わっていく人間味の部分が面白いのです。

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