前作を知っている人にはお勧めできないかも…
第一巻となっているが、同名のタイトルで既に発刊されている。前作は(本当に)突然話しが途中で終わり、作画の的場健から亜樹直に交代したので、そのとき驚いたのをいまだに覚えている(いったいどういう経緯で交代したのか不明)。前作の作画担当者の絵を変えないようにしているのはわかるが、作風を完全に変えた方が良かったように思う。なぜならば、前作の印象を図らずも引きずってしまい、読むたびに前作担当者と比較してしまうからだ。前作と異なり、内容は3~4作でひとつのストーリーとなっている。前作よりも軽快感があり、物語進行のテンポ感は増した反面、良くも悪くもポップ感が強くなった印象がある。
具体的に言えば、占い的心理学感が強まった。登場人物を掘り下げるのではなく、事件解決に占い的心理学を駆使する心理学探偵という側面が強まっている。そのため、テンポ良く事件を解決しようとするため、物語の初期で犯人(オチ)と解決手法を簡単に推測できてしまうが残念。
それ以上に、主人公の無意味な喫煙場面が多く、主人公と助手の微妙な人間関係の距離感を損なっているのが、非常に不満。
模倣をするなら、徹底的に模倣をするべきだし、徹底できないならば、前作とはまったく違う作品にするべきだったと思う。
そのため、前作を知っている人には、あまりお勧めしない。
ネタとしては安直。
よくあるタイプの話です。
主人公は心理カウンセラーで、心を病んでいる人々を癒してゆくという。
特に捻りもなく、物語は予想通りに進んでいきます。
このようなジャンルが好きな人なら、絵も物語も丁寧なのでオススメ。それより気になったのは、ファイル1の患者です。
なんというか、別マンガのキャラクターを彷彿させて……。
確信犯的に見えるのは、私の見方がいけないのでしょうか?