哲学エンタメ
私は学問としての哲学については完全に素人なので、
この本の内容の正誤については全く判断不能なんですが、とりあえずおもしろい。
実際、哲学というのは、私達が普段、ふと考えてしまう途方もないことを本気で研究する学問であって、私たちの生活に全く馴染みがないはずはない。
そーゆーことを漫画という形式で伝えてくれるのと同時に、しっかりエンターテインメントになっている。ギャグ(ときにはブラックな)になっている。
毎回、きちんとテーマに即してオチが着くように話を作り上げる著者は、本当にすごい。
漫画だと思ってなめてはいけません!!
有名な哲学者などの著書を取り上げ、その内容のエッセンスを題材にしたショートストーリーが漫画で描かれています。
大学の授業や、他の本の中で、哲学者の名前が出てきてるのを見たりして、「アリストテレスの形相と質料とか、マルクスの唯物論とか、名前は聞いたことあるだけど、どんなことを言ってるんだろう?分厚い哲学書をがんばって読んでいく気にもなれないし・・」みたいな人にオススメです!私は、過去、自分の趣味で哲学・思想関連の本をあれこれを読んでいたことがあるんですが、この本の内容はしっかりまとまっていると思いました。
活字だけなら極めて分かりにくい抽象的内容も、漫画という視覚的イメージと具体的なストーリーという形式で親しみやすくしてくれた須賀原さんに感謝!!多くの人が読んで「こんな考え方・ものの見方があるんだなあ」と感じてくれれば嬉しいなと思います。