少女漫画ばんざい!
防衛庁内の汚職事件の首謀者として父が逮捕されてしまった…
生活が一変してしまった私の前に現れた<如月行>とは?
彼はいったい何のために近づいてきたの?人気作家福井晴敏氏の書き下ろし原作を、新進気鋭の霜月かよこ女史が少女コミックとして書いた異色作。
『920を待ちながら』(『6ステイン』『白の謎』収録)と、この夏1番の話題作『亡国のイージス』をつなぐお話です。
講談社『別フレViva』連載中
「福井氏が少女漫画を!?」と、驚いた方も多かったと思いますが、違和感無!ファンの方は勿論、まだ福井作品読んだことのない方にもお薦めです。
期待以上の出来でさらに期待
亡国のイージスは原作、映画と体験し、「次はコミック版かな」と考えていたときに本書に出会いました。
原作と同タイトルのコミックはストーリーが読めてしまいますが、本書は完全にオリジナルです。
はじめは原作より後の話かと思っていたのですが、もしかして原作以前の話かも?(本書だけだとちょっと不明です…)ストーリーはアマゾンのレビューに譲りますが、コミックとしてみてもキャラ・構図など「すごい」と唸らせるものがあります。
またあとがきで原作者の福井晴敏さんも触れていますが、商業的な理由で掲載続投やランク付けされつつある少年漫画業界の流れの中、少女漫画で出した意義はすごく大きいと思います。
(個人的には少女とか少年とか区別したくはないのですが…)
ともあれ、読んで損はない作品です。お勧め。