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アリスとヴィッターが乗り込んだ街は、自ら支配された街だった。 国境警備隊という名のゴロツキに心を支配され、軍から金を吸い取り、 人身売買が行なわれる街だった。 ここを舞台に、過去に潜入して殺害されたフランシア伍長を巡る 息詰まるサスペンス、はかなくも揺るぎない愛。 国の為に、自分の為に、自分が抱く理由の為にアリスもヴィッターも 戦い、フランシアの死の真相を追う。 一方、負傷したオーランドは街の人達を国境警備隊の支配から決心を救う固める。 より正確に言えば、街の人たちが自らを救う手伝いをする決心を。 この巻はハンクス大尉の切れ者振りを満喫できる巻でもある。 逆に、街娘の話にあわせて出てくるアリス・ヴィッター両少尉の似顔絵はユーモラス。 …もう、このエピソードはモチーフが多すぎてとても一つ一つについて述べ切れません。 だからお願いします、興味を感じたら読んで下さい、きっとその価値はありますから
孤立した街の秘密と陰謀を探る、スパイもののような展開です。 そこに、二組の少尉と伍長の恋愛物語がからみ、物語が進行する。 表紙同様、ここまではちょっと地味な展開ですが、内容は濃いです。 特にヴィッター少尉。 土砂降りの中、雨の日の思い出に”冷淡”の仮面が崩れるところは引き込まれてしまいます。 少年誌らしからぬ、本当の意味で大人っぽい悲恋物語です。 必殺技を叫ぶタイプのマンガに飽きたなら、オススメのシリーズです。 特にこの辺りはイッキ読みを推奨! あ、9巻まだ出てないですね。
月刊連載は良い材料になったみたい。 緊張感のある展開、一回一回の盛り上げ、各キャラクターの掘り下げ、世界観の補完、 物語にとってすべて+に作用している。 また、絵がこなれてキャラクターの表情がとても多様になった。 主役、脇役、端役に至るまで、人間味のあるいい顔を見せていると思う。 ただ惜しむらくは、話の決着がまだまだ先になりそうなこと。 もちろんいい具合に盛り上がっているのだが、続刊が待ち遠しすぎる! この巻の回想シーンに出てくる技術顧問さんの顔が味があって好きです。
2課と3課の任務は着々と進み、テンポが良い。 それに加えその過程での話がなかなかに熱い。 安定感があって読んでいて疲れないし、展開もいい。 それになんといってもコールドヴィッターというキャラがとてつもなくいい。 この男は静かに燃えている。