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バガボンド 26 (モーニングKC)の商品レビュー 心情を描く
まず、一般の人が想像する『宮本武蔵』が存在しないのは事実。史実と違うだの、ありえない戦だの、ただの斬り合いだの、…そこに非難を集中している方とは意見が合いません。確かに史実・現実を気にして読まれる人にはあまりお薦めできません。話の筋もそう進んだ様には感じられず、薄いかも知れません。でも私にはこの巻の『間』がバガボンド全体には必要と感じます。だから評価4。(1下げたのは万人向きではないから。) この巻は武蔵の心情を描くための間ととらえます。70人対1人の戦いでありながら、臨場感を出す音や風景の少なさからある種の緊張を伴う静寂、反して激しく燃える命の奪い合い、「殺し合い」でありながら、時代に遅れ始めた「刀」で答えるある種の実直さを、独特の太い力強い線で描いている。この巻は展開が進むことに重点を置くのではなく、苛烈でありながら静寂な戦の中で武蔵の心と技が、「人に至るまで自然のひとつ、自然に抱かれている」という上泉信綱(秀綱)の至った輪廻に近い境地に少し近づく。しかし今繰り広げている「命の奪い合い」の意味に、過去の自分に疑問を感じはじめる一冊。人間誰もすぐには変われない。変われたとしても何がきっかけとはっきりとわからないほど不安定かつ脆弱なモノにより変わっていくと思う。それを人がつかむのにどれほどの葛藤を要し、その後の人間を創るのか。…多くの読者が人として「危うい武蔵」だから好きで、自分とは違う強い人間だが、弱さも持ち合わせていて素直な透き通る武蔵の姿が、意外とゆっくり展開が進むからこそ含まれてると思う。バサバサ斬るだけ、展開がチャッチャと進むだけの話なら他の漫画で十分味わえると思う。私は武蔵の人間らしい「迷いながらも自分を昇華させたい気持ち」を描くバガボンド、26巻の『間』に「ありがとう」と。 癒される
モーニングを読むときは、まずバガボンドを読む。 1対1に期待
吉岡一門総勢70人VS武蔵、これ描いてる作者の作業量たるや 滑稽な小躍り
剣術で言う所の形にはまる事を感覚的表現で否定した前巻の伝Vs武蔵、氏が演出したこの殺陣にはもちろん形にはまりたくないという氏、自信の意味が込められていると思うが形にはまらない武蔵の殺陣は漫画表現から飛出し斬る前後の動作、つまり漫画内での殺陣の伏線を省いてしまい読者に起こった事を描くというとても基本的で大切な事を省略してしまっている。そんな1対1も描けない氏が今作で出来る事は?武蔵=井上氏の基本を忘れた小躍りが始まってしまった。 ただの老害漫画
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