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何だか月刊雑誌の全二巻って打ち切りのイヤな感覚しか浮かばないけれど、 これは違いますよ。計算されての全二巻です。 上下巻と表記したほうが正しいかも。 絵は文句なしにうまい。 キャラクターのデザインもさることながら ギャグとシリアスの書き分けが完璧に出来ている。 さらに背景の書き込みもすごい。 構図もテンポがいいしアングルがかっこいい。 何より、原作のはやみねかおるの力もあるが、何度読んでも飽きない。 本当の本当にマイナーの、知る人ぞ知る秀作。 原作執筆予定(原作者は書くつもり)の 次回作「ぼくと未来屋の冬」に期待しましょう。
絵も綺麗で内容も良かったです。 ギャグあり、ちょっぴりシリアスもあり。 キャラの個性もちゃーーーんとあって良いです★ はやみねかおる先生のファンでなくとも、原作を知らない人でも楽しめると思います。
原作付きで(原作は未読)、ミステリーということだが、小学校六年の少年と、なにより「未来屋」というモチーフがおもしろく、それが話しの中でとてもいいスパイスを出している。 話の持っていきかたと、それに絡むキャラクターの作中作(少年の書く小説)との融合が、マンガならではの視覚効果的にも面白く、とてもテンポよく面白く読める。 また、ミステリーという側面で見ても、未来屋という設定がうまく利き、不可思議で不条理なわけではなく、論理的だというものおもしろい。そのくせ、どこかに、解決できない「不思議」も含ませているところが話しに奥行きを出しているように思えた。 そして、第一話の扉で、高台から少年が街を見下ろすシーンが見開きで入っているけれど、これがとてもいい。舞台の紹介というだけではなく、視界が地平線まで開けて今から小学校最後の夏休みが始まるんだという、開放感と夏休み特有のだらっとした暑さすら持って、この話は始まる。 次の巻も楽しみな一冊だ。