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1巻の序盤を読んだ段階では、同作者の「でろでろ」と似たホラーギャグな作品なのかなー、と思っていたわけです。…が、この2巻でそんな感想が見事に裏切られました舞台が主人公の因縁の島「黒首島」に移り、俄然ホラーで猟奇でサスペンスな雰囲気に。それがまたたまらなく面白い。一気に魅せてくれます久しぶりにマンガで心が震えてしまった。ギャグはもちろん、本格ホラーもお手の物。作者の才能の非凡さに改めて感心させられた一冊でした
前巻のラストで、姉を惨殺した怨霊との忌わしき記憶が蘇った翔平。 そしてその惨劇の記憶の一部始終を体験した花岡隊長とカエデ。 3人(と1匹)はそれぞれの想いを胸に全ての元凶「黒首島」へと旅立つが、 そこは忌わしき因習に支配された恐るべき島だった・・・。 裏表紙の説明にある通り、前巻のギャグテイストとは一転して シリアスな展開が続きます。 といっても、陰々滅々で憂鬱な気分になるようなものではなく、 「これから何が起こるのだろう」というハラハラドキドキな展開なので 安心して読めます。 前述のような暗い雰囲気にならないのは、やはり 花岡隊長の全てを吹き飛ばしてくれるような無類の強さ・逞しさ そしてカエデの向こう見ずだけど真っ直ぐな正義感・優しさが 漫画全体を包んでいるからなのだと思います。 この二人に支えられ後押ししてもらいながら、 辻少年がどのように成長していくか、 過去とどう向き合って決着をつけるのか 今後がますます楽しみな漫画です。