心に強く残る名作
勇者アバンの弟子たちが魔王ハドラーを倒すために旅をする、冒険活劇マンガです。
ドラゴンクエストと銘打たれていますが、どちらかというとオリジナルの世界観に、ドラゴンクエストの世界観がスパイスとしてよい具合に振りかけられている、といった感じです。この漫画の最大の特徴はなんといっても、生命感溢れる、数々の魅力的な登場人物たちです。
彼らの生きる姿は見ていて本当に胸を打つものがあります。
中でも「臆病で弱っちい」ポップが迷い悩みながら成長していく様には、何度も心震わせられました。泣かされました。
僕の中では、特に強く心に残っているマンガの一つです。
少しでも興味のある方はぜひ手にとってみてください。
あなたにとっても忘れらないマンガになるかもしれませんよ。
昭和の名作
瑣末な所でいくつか不満が残るが、ポップの成長日誌として捉えれば、やはりこの上ない名作だと思う。物語終盤のバーンの「人間は、なぜこれ程の力を持ちながらそれを無益な事に使うのか?おまえにならその答えがわかるのかな、ポップ」という台詞からは、作者のポップに対する思い入れ、あるいはこういう問いかけをさせるほど、ポップという人間を描ききれたという作者の自負が感じられる。
一巻から続く、全ての出来事(アバンのメガンテ、まぞっほ、ポップのメガンテ、ダイの記憶喪失など)を、36巻の「閃光のようにの巻」への伏線として捉えれば、この作品の奥深さと周到さが感じられる事と思う。
原作者と漫画を書いている方が違うのが、これ程の作品が作れた一つの要因なのでしょうか。