商品の情報
チョムスキー、民意と人権を語る―レイコ突撃インタビュー (集英社新書)

チョムスキー、民意と人権を語る―レイコ突撃インタビュー (集英社新書)

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

チョムスキー、民意と人権を語る―レイコ突撃インタビュー (集英社新書)の商品レビュー

3.0 レイコさんもうちょっと突っ込んでよ!
『レイコ@チョート校』のレイコさんのチョムスキーへのインタビューというので、買った。前半がそのインタビューで、後半はチョムスキーの近著の鈴木主税による翻訳。

残念ながら、レイコさんがインタビューする事によって引き出せたものはなかったようだ。チョムスキーがあちらこちらに書いている内容をレイコさんの一言をきっかけに喋っているだけ。まだまだやね、レイコちゃん。せめて3/4はイラクに攻込むとは思ってなかったのに、ブッシュが勝手にやったのだとチョムスキーが言ったのに対して、あなたの体験からそうは思わないとか切り込んで欲しかった。

後半も、今まで読んだものの繰り返しである。あ、もちろん個々に取り上げてある話題には新しいのがあるのでしょうが、スタンスはまったく同じだし、平面的に取り上げてあるので違う印象をまったく受けない。

そう、その平面的に各国政府や金持ちの「犯罪行為」をずらずらと並べてある所が、どうも好きになれない。チョムスキーの言ってることはもちろん事実だろうという点に異存がある訳ではない。ただ、それから先をチョムスキーはまったく示さない。いまさら、「万国の労働者よ団結せよ」と言って何とかなるものではないだろうし。

それに、結局民主主義って選挙に落とし込むしかないのよね。と、すると、選挙で選んだ(ブッシュについて異論はあるが、接戦にまで持ち込んだのは事実)人間が悪いと言うことにしかならない。メディアが彼らを騙したのだからと言ったって、じゃあ、チョムスキーが彼らを指導すると言ったとたんに、独裁制になるし、教養人が指導するとすると、寡頭政になる。20世紀の共産主義の失敗の後追いだ。

それと、「上層部が悪人だから社会がうまく廻っていないので、彼らを排除すれば良くなる」と主張しているように見えるのも気に入らない。紛争世代って、この論理でゲバ棒を振り回したあげくに結局何も変えられなかったなだ。ゾロアスター教でもあるまいに、人間なんてそんな単純なものではないですよ。

アメリカでは本書に取り上げてある事実に気がついていない人が多いとすれば、このような著作も意味があるのだろうが、日本人が読んで、「西洋の上層部は悪人ばかり」で「アメリカの社会はまったく成功していない」と一面的にとらえると、全体の流れを見失うことになるだろう。

とは言え、チョムスキーの著作を読んでいない人がいたら、一冊は読みましょう。どうするかは別として、事実を知ることは大切です。
4.0 優秀な女性!
 チョムスキーは、いまさらいうまでもなく「超」有名な言語学者であり、平和主義者である。その彼に対して堂々と正論を張り、彼についてゆけるだけの知識と情熱を持って相対する岡崎玲子という若い女性。天晴れであり、同年輩の他の日本の若い女性がどれだけ彼女に太刀打ちできるか、むしろそちらのほうに興味が移った。遊び半分の「語学留学」でなく、ちゃんと目的意識を持ってアメリカで学んだ彼女の今後が楽しみである。チョムスキーの論旨は、「アメリカは9.11テロに報復する権利がない」とした当時のレポートのほうが私には分かりやすかった。
4.0 世界最強の国の外交政策の真の姿
 チョムスキー氏へのインタビューと彼の論文「アメリカによる力の支配」の3部構成からなります。
 彼の基本姿勢や考え方がよく分かります。  丹念に事実を調べ積み重ねていくことによってメディア等から
の情報ではなくことの本質を見極めることが出来る。
 そういうスキルを各自が見に付けて行くことの大切さ、其のことを改めて考えさせられました。

「アメリカによる力の支配」は、1948年の世界人権宣言とアメリカの外交政策の矛盾を事実を丹念に積み上げな
がら解き明かしていっています。

 新書で読みやすいですし、読む価値あります。
5.0 2005-6年必読本
一言で言えば、素晴らしい本です。
アメリカの学者チョムスキ−はここでアメリカのみならず、日本を含めて現在の世界がどのように構成されているのかを簡潔・明瞭に語っています。

 一番の読みどころと思えた点は、「アメリカ政府」が、いかにメディアや産業や軍事システムを媒介とすることで、「アメリカ」そのものを混乱させているのか、という点について、この上なく明晰に分析しているくだりです。この分析はアメリカのみならず、今の日本についても十分、適用できるものでしょう。

 更にはここ十年の間に軍事介入して来た場所であるユーゴスラヴィアやイラク、そしてこれからの展開としての北朝鮮及び日本との因果関係も、これを読む事で非常によく分かってきました。
 たぶん、他の類書の本を幾つも読むよりは、この安価な本を手にする方がその政策の真意やそれに影響される国際関係についてもはっきりとらえられるのではないかと思います。
 
 また今回、時間がなく聞き手にとどまってしまったと語る岡崎玲子さんは、それでも限られた時間内で、チョムスキーから的確な答えを導きだしている点で秀逸なインタビュアーをつとめていると思います。
 
 何よりデータを隠蔽したり改ざんするメディアと政府を批判し続けるチョムスキーの後半の、データを駆使した評論も現在の世界を考える上では必読です。
4.0 負のアメリカ
 本書は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の世界的著名な言語学者ノーム・チョムスキー氏の著書『アメリカによる力の世界(邦題)』に岡崎玲子氏との談話を付加した、人権について論じた一著である。

 「人権侵害」と聞いて真っ先に思いつく国家は何処だろうか。多くの人々が北朝鮮やアフリカの独裁国家だ、と答えるだろう。しかし、それらの国々の背景には、「支援」という形で、多くの欧米諸国が関与している。その顕著な例がアメリカであろう。比較的有名なのが、「朝鮮戦争」での米軍の愚行である。米軍は、戦争末期である1952・3年頃標的を殲滅しつくしたとして、作物栽培に欠かせない、現地の人々にとっては生命線であるダムを破壊していった。

 戦争が合法なものとして国際法上認められていたとしても、果たしてこのような人道的倫理観を欠いた行為が許されるのであろうか。

 如何に日本人である我々が、アメリカからの情報を鵜呑みにしているのかが分かるはずだ。情報は時に発信者側によって恣意的に歪曲され得る。たとえそれが「民主主義」を高らかに掲げる国であってもだ。グローバルな社会構築を目指すのなら、また違った別の視点からの「アメリカ」も語る必要があるであろう。

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
おすすめ度: 価格: ¥ 3,990  通常24時間以内に発送
2位 おうちヨガ SHIHO meets YOGA
おすすめ度: 価格: ¥ 2,100  通常3~5週間以内に発送
3位 黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 究極の資産運用編
おすすめ度: 価格: ¥ 1,995  近日発売 予約可
4位 ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ
おすすめ度: 価格: ¥ 1,785  通常24時間以内に発送
5位 ARASHI IS ALIVE
おすすめ度: 価格: ¥ 2,300  近日発売 予約可
6位 黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 至高の銀行・証券会社編
おすすめ度: 価格: ¥ 1,995  近日発売 予約可
7位 流星の絆
おすすめ度: 価格: ¥ 1,785  通常4~5日以内に発送
8位 マルグリートの輪舞曲 (C・NovelsFantasia か 1-49)
おすすめ度: 価格: ¥ 945  通常24時間以内に発送
9位 上地雄輔フォト&エッセイ『 上 地 雄 輔 物 語 』
おすすめ度: 価格: ¥ 1,600  近日発売 予約可
10位 モンスターハンターポータブル 2nd G 公式ガイドブック
おすすめ度: 価格: ¥ 2,205  通常3~5日以内に発送