楽しめました。
最近女性向けの商品のマーケティングを依頼されるケースが多くなりました。
それで、著者の本を読むようにしています。
一見、普通の女性を観察しているように見えますが、その鋭さには関心します。
私は、そのような理由で読んだのですが、著者の本の読者はやはり女性が多いのでしょうか?
仮に、そうなら内容に共感し、「あるある」という思いを抱くのでしょうか?
男性が女性の生態を知るためには、とても参考になりました。
しかし、何気ない指摘の中に、只者でない知性を感じます。
(書いてある内容を鵜呑みにすると、マーケティング戦略を誤るかもしれませんね。)
女性分析論としても、非常によくできた本だと思います。「負け犬」以前の作品ですから、「将来孫に・・・と言っているかも」というくだりは笑えました。
変な書評ですが、著者の本に共通する読後のさわやかな気持ちは今回も味わえました。
鋭い観察眼にどきっとする
女性とモノとのつながりを考察していて、新鮮な味方もありおもしろい。ただ物欲にまみれた女性の性について書いているのかと思っていたから、案外興味深かった。 リボンはほどくためにあるのだ、と言い、ヒョウ柄を身に付け性をアピールする女性よりも、リボンを身にまといほどいてほしいと暗にアピールする女性のほうがしたたか。というのには、そういう見方もあったのかと驚き。でも、そういわれるとなんだか納得してしまう。
また、ドライヤーについても、スポーツクラブでどう考えても帰宅するだけのおばさんがドライヤーを使い、真剣に鏡を見つめているのは、がーがーやることで、日常を少しの間忘れ、自己の精神を解放しているのだ、などと鋭い観察が続く。