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銭売り賽蔵の商品レビュー 時代考証が不正確な「時代」小説
銭売りというビジネスを通して江戸時代の貨幣制度の一端を切り出したのはよい着眼だ。しかし、年齢・外見以外、登場人物が類型的で個性がない。また、主人公がいつの間にか仲間から元締め、かしらなどと呼ばれる。雑誌連載期間中にぶれたようだ。 粋と意気
江戸の商売人を書かせたら当代随一の氏ですが、相変わらず深川の粋と 人情強し!
作者得意の江戸人情物語。今回の舞台は深川銭座。銭にかける熱い思いを描いている。「困っているときはお互いさま。」この言葉が心地よく響く。支えあって生きていく人々。義理と道理を重んじる世界。当時の暮らしぶりがいきいきと伝わってくる。一人では無力かもしれない。でもみんなが力を合わせれば、困難なことも乗り越えられる。読みながらそう思った。亀戸銭座と深川銭座の勝負の行方は?やはり人情は強かった! 江戸は深川の銭売り
~山本一力 真骨頂の江戸は深川を舞台に、この時代の「銭売り」賽蔵を主人公。その彼を取り巻く多くの人々が、生活のにおいをそのまま持ち込んで登場する庶民絵巻。もちろん恋もあり、江戸の花の火事もあり、さらに両替商三井と少しではあるが歴史上の人物である大岡越前や田沼意次と出てくる人々も多彩だ。特筆できるのは、庶民の生活に直結しているいろいろ~~な商売、「えっ、こんな仕事があったのか」と感心させられるものがちりばめられている。それらの仕事と関わりながら、「銭売り」賽蔵が成長していく様が描かれている。読み終わって、ほのぼのと湯上がり感を持てるお話だ。~ 本の最新売り上げランキング - トップ10
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