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個人的に大好きな趙公明戦がこの巻で終了。 彼の表面的な言動は思いっきり変人さんのソレなんですけど、 人格の深さを感じさせる描写もあり魅力的なキャラクターでした。 人質を取ったり四不象を殺害(死んでなかったけど)したりと、 やってる事は充分に非道なのにそれをあまり感じさせないのがうまいですね。 太公望が生きていたと知った時の彼の目の輝きといったら! そもそも自分で殺したんじゃ…と突っ込む気も失せるほど嬉しそう(笑)。 こういう稀有なパーソナリティを持った敵をサクッと退場させてしまえるところに、作者の自信と余裕を感じますね。
さてさて、今回も表紙に一言…夕闇の中禁鞭をふりあげる聞仲……。9巻と合 わせるとにらみ合うかつての友って感じでなんとも……。これからこの二人の 話もありますしね〜。 ストーリーは趙公明との戦いです。スープーをまもるため、七色の虹龍に立ち 向かう太公望……。なんとも、少年漫画っぽい。この漫画は少年漫画としては 珍しいタイプなので、珍しい(?)かっこいい太公望がみれます。 それに……あの『国立アンニュイ学園』もあります!! ひとつの試練を乗り越えひとつ成長する太公望の姿をしかとごらんあれ! そして、動き出した金ごう列島…… まだまだ折り返し!物語は緊迫した仙界大戦へ……。 さてさて、今回の書き下ろしカラー扉絵は、趙公明の手下たち。 並べてみると、くどいキャラが多かったなあ、としみじみ思ったり。
今回で趙公明との戦いに終止符が打たれます。封神演義の中で一番少年漫画らしい部分が現れているのがこの趙公明戦なので、燃える戦いを求めている人ならこの巻は買いだと思います。何よりも趙公明のキャラが素晴らしい!