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クロスゲーム第三巻。 高等部に進学した主人公たち。光たちはそろって公式野球部に入部するわけだが、そんなにスムーズに話は進まない。 出てきました「敵キャラクター」。 あだち充のマンガに出てくる敵キャラクターは「高校野球を利用する輩」と同義に近い。 金儲けのため、名を上げるため、プロ野球への腰掛として、それぞれが高校野球を「道具」としてしか見ていない。 彼らは主人公たち「高校野球が好きなやつら」と激しく対立する。それが今回は一軍対プレハブ組という対立構造となっている。 「高校野球を利用する輩」を描くあだちのペンには、普段のユーモアを込められてはいない。 彼のマンガに登場する敵キャラクターは、キャラとしての愛着もわかないただの「嫌な奴ら」なのだ(一部の例外をのぞいて)。 逆に彼が描く主人公たちは、高校野球という限定的なファンタジーのなかで自由に躍動する少年たちだ。 彼らは、プロにいったらどうこうなんて夢物語は語らない。 目の前の試合に全力を注ぎ、その結果に一喜一憂する。 考えてみれば、少なくともあだち自身はタッチの続編を、H2の続編を描かないし 達也や比呂のプロ野球選手や大リーガーになった姿は描かない(短編でプロ野球は描いてるかもしれないが)。 そこに高校野球を描く彼のポリシーみたいなものが感じられる。 このストーリーは、現実で特待生問題が顕在化する前に描かれているはずなのだが まるでその問題を予言していたかのように、高校野球の「日陰の部分」を描いていたりする。 勝ち星=金という大人の方程式がまだ存在しない時代と場所。それが高校野球なのだ。 ほんとはこういう場所を、フィールド オブ ドリームスって言うんだよと あだちはマンガを通して教えてくれる。
確かにこの人が描くのはどう見ても同一人物のような見た目。 もち名前は変わるが、見た目に然程(というか全く)変化は見られない。 ただ、内容とすれば結構面白いと思ってる。 なんかありがち的な感じもしないでもないが、まぁそこはそこ。 この作者さんはやはり野球漫画描かせた方が本人にも一番いいのでは? 途中ボクシングとかヘンテコなの(失礼)描いてましたが、野球がベストではないですか。 今サンデーで3つの野球漫画が連載されているというのはどうかとも思いますが(苦笑) 2006/04/16現在
ついに高校野球部に入った主人公、しかし入ったのは現監督が「肥だめ」と呼ぶ、前監督が率いるファーム(2軍プレハブ組)だった。 現監督、校長代理(教頭)、一軍マネージャーの新キャラクター達も魅力的ですね。 作者のフォローによる主人公の特技にも注目! 次巻、一軍との練習試合につながる第3巻。 個人的には紅葉の今後に期待ですね。 やはり、高校野球漫画はあだち充の真骨頂ですね。