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どの作品も面白い!!!!『CRAZY MANIAX』は、自分の描きたいものが素直に描かれた安西先生らしい作品で、とても面白いです!!また『R・PRINCESS』の単行本で知った『迷える子羊』や、デビュー作でかなり熱のこもった作品『D・FUCKER』が読めて良かったです!!また、いつかひょっこりマンガを描いて欲しいです!!
『MAR』の連載を終え、無期限休筆宣言を出した安西信行氏初の(そしてひょっとしたら最後かもしれない)短編集。 安西氏を知ったのは、氏が藤田和日郎氏のアシスタントとして『うしおととら』の執筆に参加していた頃です。『うしおととら』に登場する「獣の槍」の描写が、際立って迫力を増していた時期があったのですが、その異常な程のこだわり(誉め言葉)を持って描写をしていたのが当時アシスタントだった安西信行氏だと知り、また、その後の短期連載「迷える子羊」にてキャラクターの描写力にも光るものを感じられたので注目をしていた覚えがあります。 その後『R・PRINCESS』を経て『烈火の炎』『MAR』と言うヒット作を生み出す訳ですが、正直言って内容的に評価できるのは『烈火の炎』の「裏武闘殺陣編」までだと思っています。それ以降も作画面では、こだわりと意図を持った線を描ける漫画家ではあると評価していますが、如何せんストーリー面での進歩が全く感じられなくなり、単に人気が有るから連載を続けていると言ったありがちなパターンに陥ってしまっていたと感じられていました。 故にこの作品集のカバー折り返しに掲載された「休筆宣言」を見た時も「まぁ潮時かな」という感想を持ったのですが、中身を一読して己の浅薄さを感じてしまいましたね。 表題作『CRAZY MANIAX』、『烈火の炎』連載終了後に発表された作品との事ですが、こんな風に作者自身のこだわりを徹底的に追及した、極めてエッジの効いた作品をまだまだ描き出す創造力があるんじゃないですか。何故『MAR』のような平板な作品を描いてしまったのか?非常に理解に苦しみます。売れ線など狙わず、自分の信念にこだわって執筆すればまだまだ良い作品を生み出せますよ。 休筆はお体の問題だそうですが、養生し、しっかり充電し、もう一度自分自身のこだわりとは何かを見つめ直して復帰されることを期待します。