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友人、家族、一つずつ信頼を裏切られて、最後に頼みの綱、渋江くんまで!! 最も残酷な状況は最も残酷な演出で、れなに訪れました。 拠りどころもなく絶望したれなは1つの決心をする。 「リセットして変わる!」 失敗から何かを得て、反省して次に活かすことで成長し変わるのではなく、 れなは目の前の絶望から逃げ出して、成長せずに変わることを選びました。 それはれなという人格の死と同義です。 阿川くんの言う通りバカなことです。しかし、その選択肢しか見えないヒトに とっては、自分でバカだとわかっていようとそれが全てで、覚悟の上です。 その深刻で悲痛な想いを感じた阿川くんは全てを受け止める覚悟を決めた。 男と女、恋愛感情を超えて、れなと絆を結ぶ決意は言葉になって現れました。 「絶対の約束だ!」 誰も本当のれなを見てくれない。今まで必死に守ってきた関係も悲しい結末。 広い世界の孤独感に絶望するれなに阿川くんは正面から瞳をみて2人の間に 決して切れない絆があることを伝えます。 それは、どうしても欲しいと願っていたもの。 それは、失ったと思い込んでいた大切なもの。 それは、3巻の半信半疑な決意ではなく、阿川くんの強い意志。 それは、7巻で上手く確認できなかったやさしさの理由。 安堵、喜び、謝意、いろいろごちゃ混ぜになった感情があふれ出しました。 その感動は、化粧の上手な19歳のれなではなく、病気で強制的に仮面を 剥がされたれなでもなく、素のれなを成長させました。 阿川くんの覚悟に見合う覚悟。悲しい運命を受け入れて前を向く覚悟を 決めました。それは、小学生に戻ったれなが19歳を越えて大人になった 瞬間でもあります。 しかし、それは麻生さんは当初最も恐れていたもの。前はれなの内側の子供を 見つけてなんとか安心したのに、もうれなの中に子供はいない。 れなが自分と同じ土俵に上がってきた。しかも自分を超える覚悟で。 この歪みは不吉です。麻生さんの表情に不安が見え隠れします。 れなとの3人ではなく、麻生さんと阿川くん2人だけに繋がる絆がほしい。 ふと出た麻生さんの本音。相手に求めて造るものではないことも理解している。 ・・・これは不吉だ! あっちが解決したら、今度はこっちに火種が・・・2人の直接対決があるのか? あああ!あふれる感情を書き足りない!この作品は傑作だ!