ようこそ amazlet.com へ! amazlet.com は Amazon.co.jp と連動したショッピング・サイトです。Amazon.co.jp だから安心・安全。 気に入った商品は ワンクリックで Amazon.co.jp のカートに追加することができます。
天才棋士の成長を描いた「月下の棋士」と基本構造は一緒である。 世間的な成功を収めた有名バイオリニストが荒削りな在野の少年バイオリニストに 天才の気配を感じ取って葛藤する。 政治力と努力で地位を得るエリートの屈折した心情、実は伝説の天才の息子だった、 という明るく無邪気な主人公の経歴も、地味な凡才のたゆまぬ努力のくだりも、 キャラクターの顔も月下の棋士に酷似。 違う部分、といえば、芸術至上主義、神は非情、天才にとって女(恋愛)は魔物 というような、いわゆる劇画的な演出が薄まって、「天才」が現実から浮き上がる ことなく、「人間くさく」なっていることだろうか。 キャラクターやテーマが似ているだけに、作者の心境と時代の変化が感じられる。 濃密な能條節は全開。なんだかんだ言っても最後まで読んでしまう。 やっぱ凄いな能條作品。
掲載誌で連載が始まった頃から、読むのが楽しみでした!今回、待望の単行本化です。大切に読もうと思います。まとめて読めるのはやはり嬉しいです。