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きつねのよめいり (小学館文庫)の商品レビュー 幻想的あるいは擬人的な寓話
大好きな吉田秋生の短編集。 作者の出発点と成長が伺える
吉田秋生という作家は、昭和53年から55年の間に、急成長したらしい。この短編集には昭和52年から57年の作品が収録されているが、55年以降の作品(「風の歌うたい」「十三夜荘奇談」「きつねのよめいり」「さしきわらし」)はそれ以前の作品に比べて作者の視点にブレがなく、この人ならではの個性が確立されており、他を圧してすばらしい(より古い作品も悪くはないが、まだ絵柄も凡庸さを残しており、「余人をもって替える」ことのできる水準である)。この辺のことは編者も理解しているのか、これらは全13編の前半(第2~5番目)に配置され、読者の牽引に一役買っている。 デビュー作を含む初期短編集
著者のデビュー作を含む、初期の短編13作を集めた短編集。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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