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模倣犯〈下〉の商品レビュー 泣きました
最後にまり子の祖父が、犯人に懇々て言う言葉が、たまらなかった。 初の宮部作品でした。
犯罪内容はともかく、人物の描写が私にとってはいまいちのめり込むことが出来ず、週刊誌連載だからかくどい文章のわりに、人物にブレあるような気がしました。登場人物の成長についていけなかっただけかもしれませんが。 バランスが悪い
謎解きのスリルがないから、「犯人がこんな風に仕向けたからこうなってるのか?」と想像し、答え合わせをするイメージで私は読み進めました。推理小説じゃないのは分かってるんですが、ちょこちょこ答えが明かされながら進むから、インパクトが少ないんですよね。独白すべきことは最後にはほぼなくなってる。…にしてもバランスの悪さがやっぱり気になる。網川の闇とかの記述があっさりしすぎて、違和感が残る。 代表作
2002年度版このミス10 1位。 リアル過ぎて怖い
とにかく総ての描写がリアルです。本当に現実に起きてるかのようです。それ故に、猟奇殺人の描写が怖すぎる。大抵の猟奇殺人の小説は、現実離れしすぎてファンタジーのような感じになってしまいますが、これは違う。虐待した被害者を写真に取るとき笑顔にさせるとか、正直読んでて吐きそうになった。そのくらいリアル。あと難を言えば、高井和明・由美子、この兄妹の描写が悲惨すぎる。和明は純粋な善良な心で行動したのに、それが総て裏目に出て、最愛の妹を酷い状況に導いてしまう。そこの部分が余りに救いがなさ過ぎて、減点1です。それでもやっぱりなぜタイトルが模造犯なのかわかったときは驚きました。装丁のデザインがなぜこうなのかも良くわかりました。その快感を味わうためにぜひ読んでみてください。なんだかんだ言って、このリアリズムと人間洞察力はとんでもないと思う。自分では一生掛かってもこんな小説は書けないと絶対の確信が持てます。そういう小説です。大傑作です。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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