イラク戦争について深く考える
もちろん、フィクションなんですが、
かなりきわどい話も出てきます。アメリカの大統領のイラク政策に対する考え方や
アルカイーダって本当に存在するのか?なんて、
リアルでした。
最初は、岬美由紀の昔の話が中心。
そして、途中からは混沌とするイラクで
命を投げ打って、戦争に反対し、行動する姿、
とても印象に残ります。
世界中の人に読んでもらいたくなります。
遂に…
遂に、小泉・ブッシュが登場して岬美由紀に
出会っちゃいました。しかもイラクを平和に
できるかどうかというキワドい話です。けど、夢中になって読んじゃいます。今度の
美由紀さんは、シリーズでずっと説明されて
た「トランス状態の功罪」を説いて、戦争を
阻止しようとします。
メフィスト・コンサルティングの新たな勢力
の台頭や、「千里眼の死角」の冒頭の謎も解
き明かされます。
ラストは本当に感動しました。戦乱の国に真
に平和が訪れることを願って…
女性にもオススメ冒険物^^
千里眼シリーズは好きで全作読んでます。岬美由紀がとにかくカッコよくて憧れます。この手の冒険小説というと男性向けという印象がありますが、この作品は女性も楽しめると思います。理由は、グロさがないこととか、いつも爽快にさせてくれることとか、ヒロインが男性に媚びるところがいっさいないとか、いろいろ理由はありますが、第一の理由は美由紀が行動力だけでなく、28歳にして優しさを秘めた賢人で、可能な限り頭脳で問題を解決しようとするところが魅力的です。
心理学もとても勉強になるし、ハラハラドキドキ楽しめます。イラク情勢も「現在」を反映していて凄いです。