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「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとはの商品レビュー 日本人のアイデンティティを問う
モンゴルで教養があり政治・市民運動家である友人が、“日本固有の価値観”である「武士道」は、言葉のあや・技術に頼らず正直・誠実を旨とする“実践道”であり、そこから多くを学んだと話してくれます。李登輝氏は元台湾総統としてインパクトをもって「武士道」の価値とここから日本人の徳を映し出します。日本人として素直にありがたく、一方自分自身を正される思い…。それは日本人の持ち物として本来己自体に息づいているべきが、そうでない現実を悟るから…。総統は「武士道」教示を賜った“生まれ故郷”日本への恩義と愛と、ところがその本場であるはずの日本がこの宝を持ち腐れにしている現状への叱咤激励を込めます。そうしながら総統が日本人に最も深遠に問いかけるのが、「自己のアイデンティティーは何か?」。数多の書物に触れた哲学遍歴の中で、自身はゲーテの「ファウスト」、倉田百三の「出家とその弟子」とカーライルの「衣裳哲学」を青春時代の魂形成に最も影響を与えた三冊と“躊躇なく”あげ、「武士道」と一九〇〇年にこれを英語で世界に広めた新渡戸稲造をその「止揚」に位置づけます。そして新渡戸を思慕して京都大学で農業経済を専攻。総統のこの青春時代の道程には「人格形成」という人間普遍の本来の必須教育のあり方を見るのです。「武士道」の諸徳目の中で総統は「誠」を重用しますが、素晴らしいのは本書を通じて自身の「誠」の気持ちが伝わってくるところ。また、キリスト者としてアブラハムのイサク献祭を引用、両親の前に「児が自ら知りかつ甘んじて犠牲となった」「義務の召命に対する従順、上より来る声の命令に対する完(まった)き服従」と解説した「忠義」には非常に深い世界を実感。 日本人よりも日本人であった彼
有名な話であるが、台湾元総統・李登輝は、 本当のエリートとはこういう人を言うのだろう
武士道そのものは別の本で既に読んでいたので 失われた精神は台湾の地から舞い戻る
敗戦から一転、過去の歴史や文化を否定し、「自由」「民主主義」「個人主義」の名の下に、義をなくし、礼を失い、忠孝は「はやらない」として独善的に生きる僕たち現代の日本人。 きれいな日本語。実際に聞いてみたい。
うっとりと読みふけりましたよ。日本に、こんなに、よいところがあると、お知らせくださってありがとうございます。日本人として、胸を張って生きていこうと思いました。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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