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ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論の商品レビュー 泣きながら読みました。
少なくともこの本に書いてあることに「ウソ」は無いのだろうと思います。 政治(統治)的本質を語らずして天皇を論じたと言えるのか
天皇の本質は祭祀であって、神主の親玉であるのだとしきりに強調する作者であるが…。 間違いなく傑作
『戦争論』の時のような気負いはないが、自然体で無理なくここまでの大作を描き上げるとは驚きである。以前のような剥き身の刀のような危なさはないが、かといってこれまでの鋭さがなくなったわけでもない。小林よしのりも円熟期に入ったというべき記念碑的作品になるのかもしれない。この人の作品がいつも心を打つ理由というのは、やはり自分の心に湧きあがる思いや感情をどこまでも突き詰めて考えて形にして出してくるからだと思う。この人の理屈の奥底には溢れんばかりの感性が隠されているのだ。学者だろうが芸術家だろうが、感性の鈍い連中が書いた者は理屈だけで読み手を辟易させるだけである。小林の強みは漫画家という立場から間違いを恐れぬというスタンスを完全に自分の者としてしまったことだろう。一切の虚飾を捨て去った者が吐く本音は危険ではあるが、多くの場合物事の真意を突く強さがある。この作品にもそういった姿勢が貫かれており、くだらないプライドで保身に走る知識人には書けない天皇が活き活きと、小林の感情に沿う形で表現されている。言葉に出来ないが大切だとわかっていること。それを言語にすることが言論人の仕事だとすれば、小林はこの作品で見事にそれをやってのけたと思う。これからもことあるごとに開く本の一つになるだろう。 皇室と天皇の教科書
私の場合、戦前生まれの祖父母がいるので幼い時から皇室を見て来ました。 傑作ですが、あえて疑問があります。
素晴らしい作品であり、私も女系容認です。ただ仮に内親王が皇位を継承されるとしてその御夫君の立場や公務についての規定を定めることが重要だと思います。私はイギリスのエジンバラ公のように何らかの称号を新たに作らないといけないと思います。これまでのわが国の女帝は独身か未亡人でいらっしゃったはずですから、当然新たな試みであり、この点で慎重に事を進めないと男系支持者や皇室反対派に隙を与えてしまうのではないでしょうか。さらにご相手についても慎重に選ばなければならないと思います。美智子様のようなお方はそう簡単にはいないでしょうし、今のような女性も自立するような時代に男性に天皇の夫君になるというのは簡単な話ではないと思います。これは教育の問題までに帰結するでしょう。何故なら尊王という日本古来の価値観を奉ずると同時に奥さんを立てると言う近代的な価値観をも両立する人物でなければこのような大役を任せられるないのですから。故に私は現状では結婚で臣籍降下された内親王にお子様が産まれた場合、そのお方に皇位継承者となってもらうという形をとって後継者不足の危機をできる限り防ぐと同時に皇室典範を改正し夫君についての規定をつくるという方針をとるべきだと思います。長々と自説を論じてしまいましたが、私が残念なのは小林先生がこの点においてどんな腹案があるのかという一点のみです。 本の最新売り上げランキング - トップ10 | |||||||