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日本人はなぜ戦争をしたか―昭和16年夏の敗戦 (日本の近代 猪瀬直樹著作集)の商品レビュー 戦争を知らない事はよくない
この国は62年前敗戦している。 本当に「過去を直視」すべきは朝日新聞
現在、国際社会では「日本国は国策として女性を強制連行し性奴隷とした」という話が常識となっている。 悪質な多事争論
3月5日のTBS・NEWS23の多事争論で筑紫哲也氏は、慰安婦問題での安倍総理の答弁について もっと多くの人に知らせたい
先日のNHK国会中継で前の防衛庁長官だった石破茂が、この本を掲げて「なぜ『昭和20年夏の敗戦』ではなくて『昭和16年夏の敗戦』なのか」と紹介していたので、おやっと思い読んでみた。 帝国主義の罠
この本では太平洋戦争に突入する半年前に各方面の若手エリートを集めて「総力戦研究所」を造り模擬内閣を組閣し戦力だけでなく経済力や資源、国民精神力等を含めた総力戦において日米のどちらが勝つかの研究内容および結論を猪瀬さんの得意とする緻密な取材力で再現している。そして開戦前に研究所の模擬内閣が出した結論は「日本必敗」であった。本書の柱は研究生であった三十数名の若者の戦争に対する考え方を書いたものであるが、根本は本書の題にもあるようになぜ日本人が戦争を始めたのかである。日本が必ず負けることは政府はもちろん海軍も、そして陸軍の長である東條も分かっていた。それでも日本は戦争しなくてはならない状況に追い込まれていた。戦後、アジア諸国から当時の日本の植民地支配の問題や靖国参拝等が問題視されるが、A級戦犯として処刑され、悪の枢軸とされた東條英機でさえ、総理大臣の立場では戦争回避を図ろうとしていた。極東裁判で判事であったインドのパール判事は「日本は完全無実である」と主張した。彼は日本が戦争を行った原因は、欧米諸国が行っていた帝国主義を有色人種としてはじめて日本が行い、その結果アジアの均衡が破れたこと。それに対し欧米が日本を干渉することによって戦争を招いたと言っている。日本がなぜ戦争をしたのかという議論はもっとなされるべきだと思う。その結論なくして軽々しく一国の首相の靖国参拝問題を「反対」と言うべきではないと思った。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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