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ネグレクト―育児放棄-真奈ちゃんはなぜ死んだか (小学館文庫 す 2-1)の商品レビュー 加害者の親の更にその背景・・・
本書はネグレクト(育児放棄)の末、餓死した幼い女の子の事件を丹念に取材したノンフィクション この事件を生み出した人間関係と社会構造のありかたを問う
目に見える暴力や残酷さよりも、真奈ちゃんの両親とそのまた両親の、醜悪なまでの無知と短絡さを浮き彫りにし、そこに介入し導くことの難しさを感じさせる本。自分自身が不適切な育児を受けて育った若い両親に、最低限でも適切な育児(および社会に対する適切な姿勢)を教えるためにはどうすればいいか。この両親と関わり、導き、無知につきあっていくには相当の忍耐が必要だろうと思う。不適切な育児が隣の家で行われていた場合、私たちは実際どこまで関われるだろうか。医療や福祉に携わる人への課題としてはもちろん、これは私たちの課題でもある。 買いです。
ネグレクト(育児放棄)などと歯切れのよい言葉でまとめられると、なにかうすら寒い後味が残ります。連日繰り返される凄惨な事件(こういう慣用化された表現にも違和感を感じてしまいます)の猟奇性にも無感覚にならざるを得ない日常の呪縛の奥に、なにかもっと目を凝らしてみつめなければならない病根が潜んでいるような気がするのです。育児放棄はもちろん早急に対処しなければならない社会問題だと思いますが、こういった諸問題の根を探し当てて根本治療を施さないと、なにかをきっかけに社会の在り方自体を揺るがすような本質的な崩壊がすぐそこにまで迫ってきているのではないか、そんな息苦しさを、本書を読みながら感じたりしました。 幼児教育に関わる人、必携の書。
丁寧な取材と、著者自身が母親である、という観点から、事件の本質を浮き彫りにした良書である。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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