いつでもどこでも
最初から最後までだーっと読んでもいい。でもそのあとはPCの横にでも置いておいて、立ち上げている時間、DLの時間にぱらっと開いて読むのもおすすめ。
とにかく手元にあると重宝しますよ。
1つの章がとても短いし、どこから開いても必ずおいしくて「滋養のある」言葉にぶつかります。
大抵の人はわかるわかるーと頷きながら読んじゃうはず。
村上春樹エッセイの入門編と言ってもいいでしょう。
「anan」に連載されていたというから、
女性読者を想定しているはずですが、もちろん男性が読んでも面白いと感じるでしょう。
もう、ずっとしばらく楽しめること請け合いです。
大橋歩さんの挿絵もじんわり染みていいですよー。
気付かなかった日常の小さなドラマがいっぱいです。
いつもと違う挿絵だなあと思いながら購入しました。
作家のエッセイというのは、どうしてこう日常をうまく切り取ってあるのかなとたまに感心させられます。今回の珠玉(私なりの)は「パスタでも茹でてな!」という回の終りの一行です。「料理って結局のところ『空気つき』なんだ」というこのひとくだり。私も常々「料理は『雰囲気や思い出』も一緒食べてるんだろうなあ、もぐもぐ」と思っていたんです。皆さんはどう思っていらっしゃるのでしょう?
本の背表紙にもありますが、日常というのはほんとに「小さなドラマ」が一杯なんですね、見過ごしているだけで。