|
商品の情報
それから (新潮文庫)の商品レビュー 「それから」のそれから
俗に「高等遊民」と言われる代助の、高等遊民から俗社会に下りていく?物語。ラストの電車のシーンが象徴的。でも代助の「それから」がこのラストから始まる。代助さんは親の脛をかじり、文化や芸術を追求している。働くことなんか、文化的生活の邪魔。なんてったってパンに関係した経験は切実かも知れないが、劣等だよ、と言い切ってしまう遊民です。でも友人、平岡の奥さんに惚れてしまい、親から勘当され、遊民生活が終了してしまう。それからどうなってしまうのでしょうか。 『それから』が気になる
主人公の代助は現在で言えばネオニートと言う言葉で一蹴されそうな身分。職につかず親の仕送りで生計を立てている。しかし普通のニートや引きこもりのように学びもせずただ娯楽に耽っていたりと言うことはない。彼は日々芸術など高尚な世界との交流を楽しみ学ぶ高等遊民であり、ニートと言う言葉で片付けるにはあまりにも舌足らずと言う気がする。 難しいなぁ・・・
夏目漱石前期3部作第2弾。とある人は、本作から漱石の主題が始まったという。 世界文学史上、屈指の名作
夏目漱石こそは、生涯をかけて人間の孤独と真面目を追及した文学者であった。その最高傑作に「こころ」と並んで「それから」を上げる人は多い。主人公の代助は高等遊民であるが、不真面目な男ではない。友人の妻に恋心を抱き、苦悩していく。それは決して他人に打ち明ける事のできない孤独な苦しみである。そして物語は飾らず淡々とその圧倒的な結末へと登り詰めていく。一人の男の心理をここまで精緻に真正面から描き切った小説がはたして他にあるだろうか。この作品は近代日本文学の傑作であり、日本が世界に誇りうる屈指の名作である。 働かざる者食ってもよし!
何か難しい事を色々言っていますがこんなに自信満々に自由人をやってられる人を尊敬すらします。 本の最新売り上げランキング - トップ10
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||