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門 (新潮文庫)の商品レビュー それからのそれからは?
「三四郎」「それから」に続く漱石前期三角関係三部作の最終作。それにしては前作「それから」が、だらだらした進行が最後に一気に、緊張感をもって真っ赤に燃えて終了するのとは違い、今回はだらだらした状態が最後まで続く。 モンゴルアドベンチャーも最後まで、主人公とは遭遇せず、御米もそのまんま。大家の崖下に住んでいるという環境自体が、結構、クラい。鎌倉の禅寺に修行に行って、何も成果を得られず、踏んだり蹴ったりで東京へ帰ってきても相変わらずの、崖下暮らし。漱石の作品の中でも「超・暗い」作品ではなからうか。 人生とはこんなもの
「門」は「三四郎」、「それから」に続いて明治43年に朝日新聞に連載された。明治42年の伊藤朝鮮統監暗殺事件が、主人公である宗助・御米の夫婦の会話に出てくることから、背景となる時代がわかる。宗助夫婦はまだ江戸の名残りを留めている東京の片隅の貸家に肩を寄せるようにひっそりと暮らしている。役所に勤めているが、暮らしは楽ではない。そのうえ夫婦には友人を裏切って結婚したという過去があり、これがいつもトラウマになっている。 「それから」のそれから
前期三部作の最終作で、「それから」の"それから"を描いたもの。「宗助=代助」、「お米=三千代」の関係を明示してまでも大きなテーマの一環として本作を描いた漱石の意図が窺える。女中の名前が"お清"なのも偶然ではあるまい。 道を外れた恋の行方 寂しさが募る
漱石前期三部作の最後といわれていますが、この後の漱石の描く世界に共通する 漱石にしては・・・
夏目漱石の作品は大好きなのですが、この作品については???です。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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