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他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)

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他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)の商品レビュー

3.0 思ったほど面白くなかったな
タイトルに惹かれて買ったけど、思ったほどは面白くなかった。
380円というのも、買ったときには「安い!」と思ったけど、読み終わった後は「ああ、馬鹿だな。これは買わずに図書館で借りて読むべきだった。読み返さないから」と思った。
底が浅いんだもの。
何度も作者のプロフィールを読み返してしまいました。これほど底の浅いことを書くのは、どのような人かと。するとそうそうたる学歴をお持ちの大学教授でしたか。たくさん勉強されたであろう方が、こういうこと書いてはいけませんね。
ボランティアはしないほうがカッコいいとか、おせっかいはなるべく焼かない、心をこめないで働く、車も来ないのに赤信号で待っているのはバカとか。いわばこういう考え方の人が多くなったからこそ日本がおかしなことになっているこの時期に、なんとアンタイムリーな主張でしょう。
それから文体に独特のクセがある。「・・・はやめようね」とか「しましょうね」「なりましょうね」とか。それこそおせっかいなおばさんが小さな子供に言い聞かせているみたい。(それもおかしな主張を)
他人と深く関わらずに生きるためのシステムのところは最低。作者は、少子化については歓迎しているくせに、買い渋りに関しては否定的なようだ。それこそ余計なお世話だ。相続税を極大にするのもやめて欲しい。
個人情報の保護と差別のところはとても面白かった。
5.0 著者って絶対B型!
と思わずにはいられないこの内容!(気を悪くされたB型の方スミマセン)
ただのヘンコツおじさんが書いた暴言です。

私的には「わかる、わかるー(笑)」の連続。
真剣に内容を吟味するお値段ではないし。
たぶん、★5か★1に分かれる内容。

現在真剣に人間関係に悩んでいらっしゃる方、全てシャレと流せない方にはお勧めしません。

前外務大臣麻生太郎氏の著書と同じニオイを感じます。
1.0 一見硬派、実は脱力系エッセーかも
読後感は一言で「読んで損した」である。今までの読書歴で初めての体験かも。
傾聴すべき記述もないわけではないけれど、全体を通して底が浅い印象を拭えない。
生物学が専門の大学教授であるし、本もたくさん出しているようだ。ほかの本の内容が
どうなのかはまったく知らないが、本書に関しては世間の常識や良識に反する意見を
内容の吟味もせずにただ書き殴っただけのようだ、と言ったら言い過ぎか。
ま、エッセーなのだからそれも芸風のうちかもしれないけれど、どうにも不快なのが
文体が一貫していないこと。基調は「〜である。」調の硬い文体なのに時々「〜ね。」
という軟調が混じる。特に「〜はやめようね。」というフレーズが章末で出てくるのは
不快を通り越して脱力してしまった。
5.0 ここでの批判に反論
福澤諭吉が「学問のすすめ」で、何でもお上に依存して、独立にことを興す人が少ないこと、政府の法規制や補助金に依存している自分の国を憂えていて、私の独立といって学校でも事業でも私立でやるのが本来だといっている。今もあまり変わっていないのかもしれない。

この本はなかなかオモシロイ好書なのだが、読解力がないのかちゃんと読んでないのか、どうも誤解してる人がいるみたいなので筆者に代わって反論してみたい。

まず「車もこないのに赤信号で待っている人はバカである」とは、「ルールは元々機能・便宜のために作られたものであって、状況によっては守らなくてもいい方が安全だったり都合がいいこともある。信号を無視して突っ込んでくる車もあるだろう。状況によって臨機応変に行動しよう。自分自身の経験と判断の方を大切にしよう。」といった意味であることが読んでいればわかる。

「飲酒運転や高スピードで運転することをルール違反とする考えは唾棄すべきである」については、ただ煩わしいからルールをなくせといっているのではない。「正しいやり方は、飲酒して、自己責任の事故を起こしたらつかまえて刑務所に入れて免許は二度とやらないというもの」と、新しいルールが提案されている。そうなったら誰も無茶な運転はしなくなるだろう、というわけだ。実際、「私は交通ルールを破った方がよいと言っているのではない」と強引に固執しているわけではないことが伝わるように書いている。
「悪事を犯して俺さまは悪党である、自由人である、と言われるとむしろ著者が哀れ」と書いてる人、ちゃんと読みましたか?
後半についてもなかなか斬新すぎるアイディアが続いて笑えるが、これは、社会を構成する大部分の人々が相当程度に賢く、自己責任能力があることを前提としている。その前提でいくなら一応、スジは通っている。実際「国民がそれ相応に賢ければ」というコトバが何度も登場する。でもまあ、ぶっちゃけ現状では無理かなあとも思う。筆者も「私の構想は見果てぬ夢なのかもしれないが、一歩でもそれに近づくことは可能だと信じたい」と半ばあきらめ気味である。それについては、フリードリヒ・ハイエクのこの言葉を引用したい。

『経済理論家または政治哲学者の主要な仕事は、今日政治上では不可能であることが政治上で可能になるように、世論に影響を与えることにあるべきであり、それゆえに私の提案が現在においては実行不能であるという反対意見は、私がこれらの提案を発展させるのに少しも妨げとはならない。』
5.0 おもしろいです!
いわゆるマジメな(考え方をする)人や、他者との調和を第一に考える人が読めば、
「ありえない!」という意見になってしまいそうですが、

決められたことを遵守することが本当に正しいのだろうかと疑って考える人や、
「世の中は結局、自己責任だろ!」という一匹オオカミ的な人には
大変オススメです!

かなり無謀な(過激な)案も書いてありますが、単純に読み物としてだけ読めば面白いし、
政治・経済・福祉、誰が何をやってもあんまりうまく行っているとは言いがたいので、
これも一案と思うことがあります。

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