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キッドナップ・ツアー (新潮文庫)の商品レビュー 父親と娘の微妙な距離感
ちょっと冷めた女の子と、ちょっとだらしない父親との、ひと夏の旅行。二人は、決して仲良し親子でもなく、かといって険悪な関係というわけでもない。微妙な距離感を保ちながら、海水浴やキャンプ、肝試し等の夏の定番のイベントを行う。その中で、徐々に距離感が縮まっていく。不器用ながらも、娘に尽くそうとする父。そんな父を、娘は最後に「大好きだ」と思う。少し変わった関係ですが、こういう親子の関係もあっていいいなと思いました。 面白く、奇妙な物語
この作品は、文頭「夏休みの第一日目、私はユウカイされた」と衝撃的に始まります。でも主人公を誘拐(?)したのは実の父だということがとても面白い物語です。この設定で一気に角田ワールドに引き込まれます。私が心に残った文は「私は、あそこに立っているいつまでも馬鹿みたいに手を振り続けている男が大好きだと思った。見知らぬ人と変わりなくても、心の中でそのことを確認してから私は大きく息を吸い込み角を曲がった。」というところ。本当はとても尊敬できるたくましい父だったんだと初めて主人公は心の中で思ったんだろうな。児童文学の名作です。 テーマはインパクトあり。
実父に誘拐される女の子の話なんだけど、 ストーリー性にかける誘拐もどき親子
キッドナップというからには、誘拐に絡んだストーリー中心の物語だと思いましたが、起承転結で言えば、起承の部分しか無いようなストーリで、読後感に物足りなさを感じました。 ほのぼのしてるだけではない何かが心にしずかに染み渡る
母と離婚した元父に夏休みに誘拐される、小学校5年生のハル。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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