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八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)の商品レビュー 陸軍の無謀な命令に従う男たちの冬山の戦いです。
冬の八甲田は、現代でも通行禁止になるほどの山です。 超迫力の描写
観測史上最悪の寒波の時に三十一聯隊と五聯隊の運命が分かれる。八甲田山の雪中行軍に成功した第三十一聯隊もその道のりは険しくいつ遭難してもおかしくない状態であった。成功と失敗の原因は枚挙に暇がないが、やはり最大の原因は指揮力の差であったろう。第五聯隊の中隊長であった神田大尉は非常に優秀な指揮官であったが、自分が当時では珍しい平民出身の将校であるという負い目と遠慮が200名もの兵隊を失う原因となったことは事実である。しかしこの失敗の教訓が日露戦争では充分発揮されたことは事実であり、結果として日露戦争では日本が勝利を納めることができた。しかし皮肉なことにこの日露戦争の勝利が太平洋戦争では一番の足かせになったことも事実であり、実際に太平洋戦争時には本書に書いてあるような組織の指揮の誤りや戦勝体験による精神論が蔓延ることになった。歴史は繰り返す。失敗は成功の母そして成功の下久しく居る可からず等の諺が凝縮しているのが本書ではないだろうか? 遭難とは
登山を始めるといつか過酷な冬山に立ちたいものだと憧れる。 研究と訓練なのにこうなっちゃうの?
当初、リスクマネージメント、リーダーシップの参考のために読み始めましたが、 一気に読める冒険もの
明治時代に起きた実際の事件を基にしたフィクションです。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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