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笹まくら (新潮文庫)の商品レビュー 市民と臣民(=兵隊)、内的倫理と世間、日本の支配の配電盤の不変性
数年前のイラク人質事件の三人とこの主人公の境遇は似ている。もっとも事件については表面的な事実しか知らないのだが、怒り狂っていた大多数の日本人も同じだろう。この十年間あれほど憎まれた人達もいない、そして私には彼等への憎悪が不可解だった。この主人公への周囲の軽蔑にも同質の不可解さを感じた。 文句ない傑作です
米原万里さんの絶賛評を読んで買いましたが、予想を大きく超える大傑作でした。 力作もケレンが見えて・・・
物語としては面白い。テーマも構えが大きく、内容も浅くなく、五木寛之の最高レベルの作品を軽く凌駕する。 傑作だけど、好きではない
読みながら、腑に落ちない点がずっとあります。それが作者の力量のせいなのか、そういう設定なのか、悩ましく思いながら読み進み、最後にははっきりします。主人公には、重要な過去があり、その過去が現在と交叉しながら物語は進むのですが、主人公に影を落としているのはその重要な過去であるかのように思えるし、主人公もそう思っているのですが、その過去とは少しずれたことに大きな落とし穴があることが最後に分かります。 悪夢
まず、第二次大戦中に、徴兵拒否が、この日本で現実にあったらしい事を初めてしり驚いた。そして、その徴兵忌避をした男性の平凡な日常が、20年もたって、徴兵忌避という過去の事実からじりじりと壊れていく、という話である。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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